仕事は楽しいですか?
最近、落ち込む事があったら大好きなハイキューのアニメをよく見ています。(原作は男子高校生のバレーボール漫画で、少年ジャンプで連載中。ちなみに私は漫画よりアニメ派) www.j-haikyu.com
この作品の中で出てくるセリフが、大人になってしまった自分たちにもガツンと響くものがあるので、紹介します。
仕事は楽しい?
バレーに対してイマイチ本気で取り組んでいない生徒が、他校のエースに「なんでそんなに必死にやるんですか?」的な質問をするシーン。
こちらのサイトから転載します。
月島「僕は純粋に疑問なんですが、どうしてそんなに必死にやるんですか? バレーはたかが部活で将来履歴書に「学生時代部活を頑張りました」って書けるくらいの価値しかないんじゃないですか?」
(略)
木兎「月島君さ!バレーボール楽しい?」
月島「いや、特には……」
木兎「それはさ へたくそだからじゃない?」
月島「……」
木兎「俺は3年で全国にも行ってるしお前よりも上手い。断然上手い。」
月島「言われなくてもわかってます。」
木兎「でもバレーが”楽しい”と思う様になったのは最近だ」
「下手くそだからじゃない?」
これ、仕事も同じだなと思います。仕事を楽しむためには、楽しめるだけのスキルや経験が必要で、楽しいと思えるようになるには時間がかかるし、楽しむためには努力が必要。その領域に行けたなら、結果も評価も自然と付いてくる。
才能の限界
主人公が所属するチームのキャプテンのセリフ。
俺達はまだ発展途上もいいとこだし「才能の限界」なんて分かんないだろー
もし それを感じる事があったとしたってそれでも上を目指さずにはいられない
理屈も理由も分かんないけどさ
このセリフが響くのは私だけかもしれないけど。
年齢とか性別とか学歴とか環境とか境遇とか。様々な要素から限界を感じて、このまま進んでいいのかな?と迷った時に、それでも上を目指さずにいられないものは素直に受け入れよう、と。上には上がいて見上げたらキリがないけど、それでもいい。そこに理屈も理由もなくていい。
そう思いました。
伸びしろ
あと、伊達工OBが試合に負けた後輩に向かって「…ったく、伸びしろしかねぇなぁ!」っていうセリフが超好き。
— HAL ( ˘ ³˘)♥量産型 (@bump_of_kiharu) May 16, 2016
コードレビューでひどいダメ出ししても、最後に「まったく伸びしろしかねぇなぁ!」って付け加えてあげたら、世界の平和が保たれる気がする(u_u )
これね。マジこのセリフ超好き。ダメな時でも「伸びしろしかねぇな!」って考えるこのポジティブさがとても眩しい。このマインドがあったら最強じゃないかと。
さいごに
他にも名台詞が沢山あるので、疲れている大人にこそ見て欲しいと思います。
コミュ力モンスター
こどもの日に、大学時代の友人たちと一緒に豊洲でBBQをしてきました。
皆子連れで参加していましたが、子どもたちの年齢がバラバラで、4歳のうちの娘が小学中学年以上のお兄さん・お姉さんと遊ぶにはちょっと無理があった模様。「走り回ってくる」と言い残して、BBQのテントの周りをウロウロし始め、いつの間にか隣のまったく知らない家族の子どもたちと遊びはじめた娘。
なんとBBQ中の大半を、知らない家族の子たちと一緒に過ごしておりました。その後も、また別の家族のテントでお菓子をもらってくつろいでいたりと、コミュ力の鬼すぎて母親的にはビックリします。まぁ子供だからというのもありますが、それにしても。。。私が人見知り全開なので、娘のこういう部分には本当に驚かされます。(^^;
今までの娘の傾向を見ていると「何してるのー?」と突然知らない子に話し掛け、相手が会話に乗ってきたら「一緒に遊ぼー!」と言って遊び始める感じ。これはこれでスゴイんだけど、一番驚くのが最初に話し掛けた時に、相手がちょっと人見知りですぐにお返事が出来ないような時です。
モジモジして話せない子には、「何歳なのー?ゆうりちゃん4歳!」といきなり自己紹介を始め、その後「お名前は?」「いつもここで遊ぶの?」などと色々聞き込みして、一通り個人情報を入手すると「じゃあ遊ぼ!」と、自然な流れで誘っていくという。何が「じゃあ」なのか分からないけど(笑)
子供ながらにアイスブレーキングを心得ていて、誰かに教えてもらったわけでもなく出来ているのが、毎度我が娘ながら感心します。
娘いわく「一緒に遊ぼうって言えば友達になれるよ」とのこと。断られたらどうしよう?なんて考えてないし、たとえ断られてもすぐに別の子のところに行くだけで、とにかく自由。
嫌われたらどうしよう?と考えたり、会話が弾まないのが苦痛だったり、人の目を見て話すのが苦手だったり、まぁ挙げたらキリがないほどコミュニケーションスキルが低い私ですが、娘を見ていると「あなたと遊びたいのよ!」という気持ちがバンバン伝わってくるので、もしかして初対面での会話で一番大切なのはそういう事なのかな、と。
嫌われたらどうしよう? → 自分を良く思われたい
会話が弾まないのが苦痛 → おもしろくない人と思われたくない
人の目を見て話すのが苦手 → 自分の顔をじっくり見られたくない
よくよく考えると、こんな感じですべて「自分を良く見せよう」という気持ちの表れなんですよね、私の場合は。
そんなことに頭使うよりも「今はあなたと話たい!」っていう気持ちを素直に表現する方向に、脳みそフル回転させる方が良さそうだ。と気付いたGWでした。
『クラウドネィティブ化する世界』について
Innovation EGG 第7回 『クラウドネィティブ化する世界』で登壇しました
今回、大阪で開催されたこちらでお話してきました。そこで話したこと・話されたことに対する、ちょっとした考えを書こうと思います。
開催も7回を迎え、大阪で着実に実績を残されているイノベーションエッグ。このような場にお招きいただき大変感謝です。
以下、Doorkeeperのイノベーションエッグ紹介ページから抜粋です。
※Innovation EGGとは?
Innovation EGG(イノベーションエッグ)は参加する方にとって新しいIT技術や既存のIT技術の導入のきっかけや 何かものやサービスを作りたいけど具体的な方法が見えてない方の気づきの為の未経験者向け合同勉強会です。
また参加された方がこれを機会に気に入った講師の方のコミュニティの勉強会に参加するきっかけとなればと思います。
また、今回各スピーカーの方がお話されていた内容は、ハンズラボさんのブログに詳細があるのでこちらを見ると分かりやすいかと思います。
www.hands-lab.com
クラウドネイティブとは
まず、クラウドネイティブってなんぞや?という問いについて。他の方とは意見が異なるかもしれませんが、私の中の定義はものすごく単純で、
デベロッパーなら「クラウド利用を前提としたシステム開発・サービスの提供」であり、ユーザーであれば「(クラウドだと意識することなく)クラウドサービスを利用すること」。
ただこれだけ、これ以上でもこれ以下でもないと思っています。
最近はサーバーレス的な文脈で言われる傾向がある気がしていますが、ぶっちゃけIaaSを利用するのもクラウドネイティブだろうと私は思っています。この辺で意見が異なる方もいらっしゃるかもしれませんが、「当たり前にクラウドが使われ、それが大前提で何の疑問を持たないような世界」、それが「クラウドネイティブ化する世界」ではないかな、と。登壇時に特にその話はしませんでしたが、私はそういう前提で今回お話をしてきました。
私が話した内容はこちらのスライドをご参照ください。
Webサービスを構築するのに最低限必要となるであろう、Web/AppサーバやDBを自前で構築せずとも、ボタン1つで用意出来てしまう時代です。ボタン1つって大げさな…とお思いかもしれませんが、Firebaseの場合はまさにボタン1発でした。アプリケーション名を入力後、ポチっと1回しただけでサーバとDBがすぐに用意され、APIを通して使える状態になる。これぞ正にクラウドネイティブ。
私のデモを見ていただいた方なら、お分かりいただけたかと思います。
所感
クラウドというキーワードが以前はインフラ寄りだったのに対し、今は私のようなフロントエンドでも身近な存在になっているくらい浸透してきたな、と自分の発表も含めて感じました。それはサーバーレスアーキテクチャによる影響が大きいと思うのですが、バズっている背景には「開発に注力したい」という共通願望があるからだと思います。
しかし、便利だからと複数のクラウドサービスを連携していくのはどうなんだろう?というのが最近の私の考えです。いわゆるマイクロサービス化とニアリーイコールな状態になるため、トランザクションの問題やバグ特定の難しさなど、マイクロサービスで言われているデメリットと同じことが発生すると考えます。サーバーレスだからと言って、1つ1つのクラウドサービスの管理コストもゼロではありません。利用に際して最初のモチベーションは「開発に注力したい」だったはずなのに、クラウドの複数利用によって、逆にこういったデメリットにより開発スピードが鈍化するケースも事前に考慮すべきかと思います。規模が小さいシステムほど、諸刃の刃になる可能性があるなと感じました。
そのような考えの中、ハンズラボ加藤さんのお話は非常に興味深かったです。完全サーバーレスなシステム開発における、初回の学習コストの高さや運用ノウハウがないリスクなど、経験者の言葉には重みがありました。しくじり先生風で個人的に一番面白かったですw
さいごに
総勢15名ものスピーカー陣でしたので、みなさんテーマも様々でした。それゆえ、最低でもどれか1つは興味分野のお話が聞けたのではないかと思います。LTもかなり熱かったw
あと、フリーランスなので今回も自費で大阪まで行って来ましたが、確定申告をしていたら2015年の「旅費交通費」の項目が異常だったので、今年もこのペースだとそろそろヤバイのではないかと(税務署的に)ビクビクしている今日このごろです。いや、本当に出張費なので不正はしていないんですけど・・・(;´Д`)
2015年振り返り
年が明けて6日も経ったのでイマサラ感満載ですが、去年の振り返りを簡単にしたいと思います。
2015年の出来事
自分の中で一番の変化は、デザイナー業は引退して、プログラマ業に専念した事です。 理由や経緯はこちらに書いていますので、もし興味があれば見てみてください。
この変化はとても大きいものでした。結論から言うと、この決断は間違ってなかったし今とても満足しています。
母親になると以前と同じような働き方は出来ないですが、「家族のために何かを犠牲にする」というマインドではなく、「新しいワークスタイルを模索するチャンス」と気持ちを切り替えることで、新しい出会いや発見に繋がりました。
海外イベントとか
私の2015年は、なんといってもアメリカで行われた、Google I/O と re:Invent への参加がハイライトでした。
■5月 Google I/O
毎年大人気で、抽選でしか参加出来ないGoogleの最大イベント「Google I/O」になんと参加する事ができました。
憧れのサンフランシスコ、シリコンバレー周辺に行けただけでも大変嬉しかったのですが、初の海外カンファレンスは私にとっては人生観がちょっと変わったと思えるほど大変刺激的でした。
情報を得るだけなら日本でも可能ですし、今は動画配信もされ資料スライドも後から確認出来ます。でもやっぱり現地でしか味わえない熱気を感じたり、海外エンジニアとの交流が何よりの魅力でした。野外パーティでは、現地で知り合った日本人エンジニアの皆さんともたくさん知合いになれて、人脈という意味でもとても良い財産になりました。
■10月 re:Invent (Amazon Web Services)
まさかのアメリカ出張2回目。Amazonの最大イベント、re:Invent にも参加しました。こちらはラスベガスで行われました。
カンファレンス後のパーティでは、世界的に有名なDJ Zeddが来てプレイしたり、全室スイートルームな高級ホテルに滞在するなど、何もかもが豪華絢爛といった感じで、ちょっと今思い出しても夢みたいです。
基調講演での新サービスの発表には興奮し、その後のセッションも英語ながらも刺激的なテーマが盛りだくさんでした。また、re:Play をはじめとする各パーティが最高です。個人的にはプールサイドで行われていたアクセンチュアのパーティが「THE America!」といった感じで楽しかったです。
登壇とかLTとか
2015年は、3回の登壇と、トークセッションで話をしました。
■2月 JAWS-UG KANSAI特別編
JAWS-UG KANSAI特別編 「AWSを使い倒せ。AWSのフルマネージドサービス活用によるネイティブクラウドシステムへの誘い」 - JAWS-UG KANSAI | Doorkeeper
Amazon SNSを利用した、モバイルアプリにおけるPush通知、WebでのHTTP Push通知 について話しました。気付いたら、このスライドのはてブが200以上付いててビビるなど。。
■3月 Google [Women Techmakers 2015]
Googleが主催する、テクノロジー業界で活躍する女性向けイベントのトークセッションで、ゲストスピーカーとして話してきました。
■4月 春のJavaScript祭 in GMO Yours
春のJavaScript祭 in GMO Yours - Javascript祭り | Doorkeeper
会場がGMOさんなのに、AWS Lambdaについて話すという過激なことをしてきました…(-_-;;
■12月 年末JavaScript祭ゆく年くる年 in IDCフロンティア
年末JavaScript祭ゆく年くる年 in IDCフロンティア - Javascript祭り | Doorkeeper
まだβ版(2015年12月現在)であるAngular 2 の概要について話してきました。
その他反省
2015年は反省の年でもありました。ワークスタイルや自分のスキルのミスマッチによって各方面に迷惑をかけてしまい、猛省しています。
自分のキャパをしっかり把握する。目の前の仕事とちゃんと対峙する。同じことを繰り返さないために肝に命じます。
2016年の抱負
今年はエンジニアとしての基礎固めをします。
2015年は、デザインをやめてJSフロントエンド開発を自分の主軸にしたものの、まだまだ未熟な部分が多いと痛感した1年でもありました。
JS初心者だった1年前よりはさすがに成長したものの、1年経ってもこの程度じゃアカンぞ…という焦りがあり、しばらくは新しい事への挑戦よりも地味な基礎練習をメインにやっていこうと思います。
でもたまには刺激が欲しいので、イベント駆動型勉強スタイルの自分としては、またいずれ登壇もしたいと思っていますのでよろしくお願いします。m( )m
夢をかなえるゾウ実践記録(8日目:自分の得意な事を人に聞く、自分の苦手な事を人に聞く)
はじめに
この連載ブログの経緯などはこちらに書いています。
「夢をかなえるゾウ」という本を読んだので、それに書いてあった事を1日1個ずつ実行した事を記録しています。
■文庫本
- 作者: 水野敬也
- 出版社/メーカー: 飛鳥新社
- 発売日: 2011/05/20
- メディア: 文庫
- 購入: 15人 クリック: 44回
- この商品を含むブログ (38件) を見る
■Kindle版
- 作者: 水野敬也
- 出版社/メーカー: ミズノオフィス
- 発売日: 2013/04/23
- メディア: Kindle版
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課題の一覧はWikipediaに記載されています。
8日目の課題:「自分の得意な事を人に聞く、自分の苦手な事を人に聞く」について
順番は前後しています。あと、課題を2つまとめてやりました。
例によって抜粋。
ピーター・ドラッカーがこんなことを言うてたな。『強みの上に築け』て。自分の得意なことを徹底的に伸ばしていくんが成功につながるっちゅう意味や。 たまにおるやろ、成功した実業家が急にテレビに出始めたり、歌手が急に絵を描きだしたり…そういうの見るとなんか「違う」て思えへん?そりゃ当然や、そんな事しとったらお客さんに対して失礼やもん。自分が社会に貢献できる得意分野があるのに、それをやらんかったら当然支払われるもんも支払わらへん。まぁ若い頃は自分に何が向いてるか分からんでウロウロしとるのもええんやけど、自分の得意なこと見つけるんは、ある意味義務やで。 今日の課題は「自分が一番得意なことを人に聞く」。ポイントは「人に聞く」ちゅうことやで。自分ではこれが得意分野や思てても、人から言わしたら全然違うことてあるからな。さっきの話でもそうやけど、自分の仕事が価値を生んでるかどうかを決めるのはお客さん、つまり自分以外の誰かなんやで。
それに関連して次の課題はこれでした。
この世界に闇がなければ光も存在せんように、短所と長所も自分の持っている同じ性質の裏と表になっとるもんやで。例えば、一人の作業が好きなやつは、人と会うと疲れやすかったり。逆に人と会うのが好きなやつは、一人の作業に深く集中することがでけへんかったり。 だからな、自分の長所を知りたかったら、逆に短所も聞くんや。自分の苦手なことや自分の欠点も教えてもらうねん。普段見落としがちな裏側に注目すんねん。 世界に名だたるヴァージン・グループのボス、リチャード・ブランソンは生まれつき難読症で、文字読むのがめっちゃ苦手やったんや。本人はかえってそれが良かったて言うてんのや。「企画書を読むのには苦労したけど、イマジネーションを膨らますことが得意になった。だから自分はビジネスで成功したと思う」ちゅうてな。ええか?人には自分らの欠点が支えとる長所が必ずあるもんなんや。
うーむ。自分で思う長所・短所って、他人から見ると結構違うことありますね。で、自分が短所と思っていなかった部分を短所として指摘されると、少なからず凹みますねw
私は異なるキャリアをフラフラしてきたので、色々やった結果、今の職種についての後悔はないけど、「新卒からずっとこの職種だったらもっと経験積めたのになぁ」という思いもあったりします。。。
やってみた感想
最初、Facebook上で「私の短所・長所を教えて欲しい」とポストしたところ、何人かの方から教えていただきました。
皆さん優しいので、私の長所と思われることを色々挙げてくれて、素直に嬉しかったけど、誉め殺し状態になってしまった感も否めないw 短所についても、言われて傷つくようなエグいことは全然なく、長所の裏返しのような感じ。まぁそもそもオンラインで聞いたこと自体が間違ってたな・・・と思いました(^^;
短所を指摘するのって相当のエネルギーが必要ですもんね。その人のこれまでの行動を振り返り、短所らしい短所があったかどうか思い出して、言葉を選んでそれを教えてあげる。よほど親しい間柄でもない限りは、言葉選びは慎重にならざるをえない。そんな大変な作業をお願いしてしまってゴメンなさい。そしてちゃんと答えてくれた皆さま、本当にありがとうございました。m( )m
一番遠慮無く言ってくれた家族からは、簡単にまとめると概ねこんな感じのことを言われました。
得意なこと:
クリエイティブなこと、興味対象への集中力苦手なこと:
ロジカル思考、手を抜くのが下手
「得意なこと」で挙げてもらったクリエイティブ関連の仕事は、今年になって業務範囲から除外したので、なんとも複雑な思いです。。。
ただ、得意分野を見つけることが目的ではなく、「その強みをうまく利用して自分は何をするか?」のほうが重要ですからね。そこを忘れないようにしたいと思います。
また、苦手なこととして「手を抜くのが下手」と指摘されたのは、これまでさほど意識していなかったので新鮮でした。そしてこんなことも言われました。
たとえば時間がなくて何かを妥協するとき、自分の中のゴール設定を100のまま結果を80にしようとするのがダメ。まず「ゴールは80」だと自分の意識を変更してから、その80を完璧にするように心がけるべき
結果は80で変わっていないんですが、マインドの違いだそうです。前者だとダメな自分という意識になりますが、後者なら軌道修正しただけ、という意識ですね。これは何となく理解出来るかも。私もそうですが、完璧主義の傾向が強く失敗経験を引きずるタイプの人は、このマインドを育てていくと、もう少し器用な生き方が出来るようになる気がしました。
余談
得意なことを徹底的に伸ばしていく、という考え方。これを見た時に「苦手分野を克服させようとするのが日本式、得意分野をさらに伸ばそうとするのがアメリカ式」といった内容の話を思い出しました。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
- 作者: マーカスバッキンガム,ドナルド・O.クリフトン,田口俊樹
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2001/12/01
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長所よりも短所を補おうとする、特に日本人は学校の勉強でも得意科目よりも苦手科目を勉強して底上げをしようとする傾向にある、と。日本では「センター試験」なんて制度がありますからね・・・日本の教育システムがそのような土壌を醸していることが原因だとも思えます。
大学受験がゴールならいいんですが、人生全体を考えた場合、どれも満遍なく出来るけど平均値な人より、苦手な事が色々あっても何かが極端に秀でている人のほうが成功する確率は高い。
苦手分野を放置していいのか?という葛藤はありますが、どうしても好きになれないなら、それを続けて苦痛になるより、好きなことを思い切り伸ばしていく方がどう考えても幸せです。算数が大嫌いで足し算も出来ない、というレベルだと悩みますが、生きていくのに不都合なレベルでなければ良いと開き直ることも必要かな。でも自分の子供に対して、本当にこれを実践出来るかどうか・・・親の立場だと実に悩ましいテーマです。
夢をかなえるゾウ実践記録(7日目:まっすぐ帰宅する)
はじめに
この連載ブログの経緯などはこちらに書いています。
「夢をかなえるゾウ」という本を読んだので、それに書いてあった事を1日1個ずつ実行した事を記録しています。
■文庫本
- 作者: 水野敬也
- 出版社/メーカー: 飛鳥新社
- 発売日: 2011/05/20
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■Kindle版
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課題の一覧はWikipediaに記載されています。
7日目の課題:「まっすぐ帰宅する」について
このブログから2冊ほどアフィリエイト収入が入りました。どなたか分かりませんがありがとうございます。ある程度溜まったら、どこかに寄付したいと思います。^^
で本日の課題について、例によって抜粋。
「あかんやん?あんなに遅う酔って帰ってきたら。自分、やらなあかん事いっぱいあるやろ」 「すみません、同僚に誘われたんで…サラリーマンには付き合いというものがありまして」 「付き合い?ちゃうな。自分、根本的にちゃうわ、考え方が」 ええか?まず、誘われて行くっちゅう事やねんけど、これって要するに『反応』しとるっちゅうことやろ。世の中のほとんどの人間はなぁ、『反応』して生きてんねや。自分から世の中に働きかけるんやのうて、自分の周囲に『反応』しとるだけなんや。親から言われて勉強して、皆がやるから受験して、皆が就職するから就職して、上司から言われるからそれをやって、とにかく反応し続けて一生終えるんや。そんなんで自分の人生手に入れられるわけないやんか。 自分の人生手に入れとるやつらはな、全部自分で考えて計画立てて、その計画通りになるように自分から世界に働きかけていくんや。もっと具体的に言おうか。たとえばその日のうちに自分がやらなあかん事があったとするやん。夢とか目標とか、そういうの中心に毎日の生活組み立ててったら、飲みの誘い断ってたかもしれへんやん、でも自分は『誘われた』という周囲の働きかけに対して、反応して、流されたんや。 スティーブン・キングは、小説家になる前は学校の先生やってん。でも小説家になるために、帰宅した後とか週末とか、ずっと小説書いとったんや。そうやって自分の時間をコントロールして、今の地位築いてんねん。 会社終わったら自由やから遊んでええというわけやないねんで。むしろ逆やで。会社が終った後の自由な時間ちゅうのはな、自分がこれから成長していくために『自由に使える一番大切な時間』なんや。ええか、これからは仕事終わったらまっすぐ帰宅せえ。そんで一番大事な事に使えや。分かったか?
今は在宅ワークで子育てもあるので、逆に周囲に流されたくても出来ないという現状ですが、会社員時代は、お誘いに流されて飲みに行った事は数知れず。
付き合いを遮断しろ、という事ではないと思うのです。飲みに行くのも、自分の計画通りならいいんじゃないかな?と。本当はやらなければいけない事があるのに、誘われてつい流されて・・・というのはよろしくない。
仕事が終った後の自由時間。ほんとこの時間を大切にしたいし、仕事以外の自分のための勉強時間にしたいのですが、最近は寝落ちする毎日なので反省です・・・(;´Д`)
やってみた感想
まっすぐ帰宅も何も、私は在宅ワークなので『自由時間を大事に使う事』を課題にしたいと思います。それにはまず、やりたい事や目標を整理しなければいけません。
やろうと思ってて出来ていない事を箇条書きにしてみました。思い付く限り。そして優先度を決めてみました。
頭の中で「あれも勉強しなきゃ、これもやっておかなきゃ」と漠然と思っていた事も、文字に表して優先度を付けてみると、意外と「これは今でなくてもいいな」と分かってきました。周りのスゴイ人たちに圧倒されて、自分もこれくらい知っておかなければいけない、と焦ってしまう事がよくありますが、
- 興味があるかどうか
- 業務で必要とされるかどうか
- 今すぐ必要かどうか
この3つのポイントで整理していったら、案外スッキリしました。特に「興味があるかどうか」、この成分が欠けているとまずヤル気が起きないので一番重視しました。
業務で必要とされるけど、あまり興味がない気がする事・・・これが悩ましいのですが、仕事で必要とされるならいつか絶対避けて通れない(=業務でやらざるをえない)ので、その時にやればいいかな。まずは、やりたい気持ちを優先しが方が自分も楽しいですからね。
私のように「あれもこれも勉強しなきゃ・・・」と漠然と考えて不安になっている人がいたら、まずは考えている事項を整理してみると、無駄に不安になっていた事が軽減されるかと思います。
余談
今まで割りと流されがちに生きてきた側面も多い私ですが、実は計画的に人生設計してきた部分もあります。
私の両親は共働きで、子供の頃に帰宅しても母親が家に居ないのをずっと寂しく思っていました。専業主婦なお母さんの友達が羨ましくて仕方がなかった。そのため、「仕事は続けたいけど、もし子供が生まれたら家で出来る仕事をしよう」ずっとそう決めていました。結婚する前からずっと。
適齢期になり、それをより強く意識するようになってからは「在宅で出来る仕事はなんだろう?」と考えるようになり、そのためのキャリアを考え、そのために行動し、紆余曲折ありましたが今こうして在宅で仕事が出来る環境を作れています。
明確な目標やビジョンがあると、自分が今やらなければいけない事もハッキリしてくるので、流される暇もないんですよね。会社勤務しながら半年間スクールに通っていた時はまさにそうでした。仕事しながら続けるのは本当にツライし、途中で脱落するクラスメイトが半分くらいいましたし、週末も休めなくてめちゃくちゃ辛かったけど、やりきれたのは、ブレない目標があったからだと思ってます。
夢をかなえるゾウ実践記録(6日目:その日がんばった自分を褒める)
はじめに
この連載ブログの経緯などはこちらに書いています。
「夢をかなえるゾウ」という本を読んだので、それに書いてあった事を1日1個ずつ実行した事を記録しています。
- 作者: 水野敬也
- 出版社/メーカー: 飛鳥新社
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課題の一覧はWikipediaに記載されています。
6日目の課題:「その日がんばった自分を褒める」について
ちょっと順番は前後してます。 今日の課題について例によって抜粋。
ええか?自分が頑張れてるのを確認するんはめっちゃ大事なんやで。それ、なんでか分かる? 自分を盛り上げるため、それもそうやけど、もっともっと大事な事があんねん。それはな、『成長したり頑張る事は楽しい』て自分に教えていくためやねん。頑張らなアカンてどれだけ思ってもなかなか頑張れんのが人間やろ。 それは意思が弱いからか?まぁそう思うわな。でも、頑張ろうと思っても頑張られへん本当の理由、それはな、『頑張らなアカン』て考える事自体が楽しないからなんや。人間は楽しいこと、やりたい事しか出来ないようになってるんや。 手塚治虫はな60歳で亡くなってるんやけど、死ぬ直前の、入院している病院のベッドの上でも漫画描いてたんよ。それは確かにスゴイことやけど、ある意味スゴくない事でもあるんや。 自分らはな、成功してる人の仕事のやり方聞くと『努力家だなぁ』って思うやろ。そして同時にこうも思うはずや。『自分にはとても同じ事は出来ない』。でもな、手塚治虫は努力家やったんかな?いや、確かにそういう面もあると思うで。でもな、病院のベッド上で死にかけてんのに、『努力しよう』とか『我慢して頑張ろう』とは思わへんのちゃうかな?それでも描くっていうことはな、単純に『やりたかったから』やと思うねん。 『やりたいからやってしまう』これってスゴイんやろか?むしろ普通の事やん?でも自分らは、心の底ではやりたない思ってる事を無理矢理やろうとするやろ。努力する事そのものを目的にして頑張ろうとするやろ。そんなもん続くわけないで。なんちゅうても本音はやりたないんやから。 これからはな、毎日寝る前に、自分がその日頑張れた事を思い出して『ようやったわ』ってホメや。一日のうち、絶対一つは頑張れてる事あるから、それを見つけて褒めるんや。一日の最後はな、頑張れんかった事を思い出して自分を責めるんやなくて、自分をホメて終わるんやで。そうやってな、頑張ったり成長することが「楽しい」事なんやて、自分に教えたるんや。
この本を読んでからずっとモヤモヤしている事があって、理由がこの課題なんですよね。
私、今やっている仕事は本当に好きなのかな?と。好きだったら誰に強要されなくても、寝る時間を惜しんででも、新しい言語の勉強したり、プログラミングし続けてるんじゃないのか?と。色々考えていたらだんだん迷子になってきました。
でもまぁ、好きか嫌いかで言えば、今の仕事は「好き」だと即答出来るので、この課題の意味を考えると、努力や我慢と思わないで済むくらい「好き度合い」を高めていくのが正解なのかな。そう思う事にしました。
やってみた感想
実際問題、自分を褒めようとすると超こっ恥ずかしいですね。なんていうか、スイーツOLの「自分へのご褒美☆」的な寒さを感じてしまう。
でも一応、昨日頑張った事を捻りだしてみます。
- 3日坊主にならずにこの課題をこなせている(今のところ6日目!)
- 今まで割りと曖昧なままだった、AngularJSのルーティング周りの挙動を理解した
- 発表の場も全然決まっていないが、とりあえず溜めていたネタのスライドを書き始めた(と言っても目次だけ…汗)
うーん、この程度しかなさそう。。。
しかも、「そういえばアレをやりたいのに全然出来ていないな・・・」と、頑張った事を思い出そうとしているのに、出来ないでいる事ばかり浮かんでしまう。すると逆に気持ちがブルーになってくるっていう・・・(汗) それに、たいして頑張った実感がない一日を過ごすと、頑張った事を列挙したところで「今日の私頑張ったな〜!」なんて思えない。。。(;´Д`)
この課題、ハードル高いなぁ。
余談
まだ6日目ですが、いつも3日坊主の私がここまで続いた事は、ちゃんと誉めてあげようかなと思います。
何事も継続するためには、最初の10日間が大事とかよく言われます。習慣化させるために何がなんでも10日は絶対続ける。そうすると、それをやるのが当たり前、むしろやらないとなんだか落ち着かない状態になる。こうやって習慣化していくというもの。私の場合まだ6日目ですからね、偉そうな事全然言えないんですけどね・・・
でも、最初の10日間を過ぎて習慣化した後は、逆に「あえて休むルール」を設けるのが長く続けるコツだそうです。
例えばランニングを日課にしようと思った場合。「今日は雨が降っているからサボろう」と休むのと、あらかじめ「雨が降ったら休む」と決めておくのでは中身が全然違う。前者はサボり癖に繋がっていきますが、ルールに従って休む場合は純粋な意味での休息になる、というもの。ストイックに続けるのが大好きな場合を除いて、休息のルールを作る事も意識すると良さそうです。
この話は、「なまけもののあなたがうまくいく57の法則」という本に書いてありました。
- 作者: 本田直之
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自分が怠け者である事を前提にしたライフハックが57個書いてあり、内容がライトですぐにも実行出来そうな物ばかり。Kindleなら590円と安いのでオススメです。
久しぶりに本を開いたら、案外内容を忘れている事に気付いたのでちょっと読み返してみる事にします。頑張った事をちゃんと褒められるようになるヒントがあるかな・・・