子どもの勉強時間と遊ぶ時間のスケジューリング方法

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今どきのお子様って、本当に忙しい。週末はお友達と遊びたいけど、学校の宿題や塾の宿題もあるし、家庭のお手伝いもしなきゃいけない。

こんな時に「まず宿題終わらせてからね」と頭ごなしに言っても、まぁ「ヤダー!」ってなっちゃいますよね。

うん、大人だって嫌なことは後回しにしたくなるもんね。仕方がない。仕方がないって分かっていても、でも「やらないとイケナイでしょ!💢」と怒ったら事態はもっと悪化してしまう。困ったもんですね。

自分でスケジューリングさせる

どうしたらいいもんかな、と思ってたんですが、勝手に親が予定を決めちゃうから反発したくなるんだよなぁと。

とりあえず、「自分が今日やりたいこと」と、「ママが今日やりたいこと(=やらせたいこと)」を一旦ぜんぶ書き出す作戦を取りました。

具体的には付箋を使います。大きめの付箋に、やりたいこと1つにつき付箋1枚を使って書いていきます。この時「◯◯ちゃんのやりたいこと、ママのやりたいこと、一緒に書いてみようね」と、あくまで親が勝手に決めてるわけじゃない空気を作ることが大切。

本人が見たいものがあるなら「テレビを見る」とかも書きます。「お昼ご飯」や「夕飯」も付箋に書きます。一旦それぞれが自分がやりたいことを書き出すと、意外とたくさんあるなぁと親も認識できて良いです。

全部書き出し終わったら、付箋を並び替えしながらどの順番でやるかを決めていきます。具体的には、テーブルなどの広いスペースに、時間が決まっている予定の付箋から大きく間を空けて貼ります。例えば「お昼ご飯」や「夕飯」などですね。これを基準にして、この間にコレが出来そうだね、とかアレコレ子どもと話ながら、付箋を移動させてスケジュールを考えます。

低学年だと時間感覚がまだ未熟なのでサポートが必要なんですが、高学年になってきたら親が口出ししなくても出来るのかもしれないです。(うちはまだ小1なのでサポート必須です)

最後は、壁などに決めたタスク順で付箋を貼って、終わった予定の付箋を1枚ずつ剥がしていくだけです。

効果

最初に付箋に書き出すことで、やっちゃダメ!と言われているわけではないんだな・・・と子どもにも分かるので、コレだけでも子どもの気持ちが落ち着いて結構効果的でした。

宿題を終わらせなきゃ遊んじゃダメ!と頭ごなしに言われるより、「うちがお昼ご飯を食べ終わっても、他の子の家はまだ食事中で遊べないかもしれないから、この隙間時間で宿題を終わらせると沢山遊べるね」などと言えば、結構素直に聞いてくれます。

テレビを見る時間もちゃんと予定の中で決めることで、ダラダラ見過ぎるのを防止できます。

何より、自分で決めたスケジュールなので、「次は何だっけ?」と聞くだけで「あぁコレやるんだった!」と自らタスクを終わらせていきます。本人いわく「終わった付箋を剥がしていくとスッキリするのが楽しい」と言ってます😌(この辺がまだまだ小1で可愛い)

さいごに

うちは、家事の手伝いなんかも全部付箋に書き出していて、トータル枚数はいつも10枚くらい。

たまに、時間がオーバーして途中で予定の組み換えが発生する時もあるのですが、予定通りに進行させることが目的ではなくて、遊びも学習もお手伝いも、ちゃんと1日の予定の中にスケジューリングして終わらせることが目的なので、その辺はガミガミ言わずに見守るようにしてます。

仕事でもそうですよね、1日の作業を洗い出し、優先度を決めて取り掛かる。これを日常生活にも取り入れているだけなので、小さいうちからタスク管理を大まかにでも体験していれば、大人になってからも多少は役立つのではないかな、と思っています。