夢をかなえるゾウ実践記録(5日目:人の欲しがる物を先取りする)

はじめに

この連載ブログの経緯などはこちらに書いています。

bump.hatenablog.com

「夢をかなえるゾウ」という本を読んだので、それに書いてあった事を1日1個ずつ実行した事を記録しています。

夢をかなえるゾウ 文庫版

夢をかなえるゾウ 文庫版

課題の一覧はWikipediaに記載されています。

夢をかなえるゾウ - Wikipedia

5日目の課題:「人の欲しがる物を先取りする」について

例によって抜粋

ざっくり言うとな、稼ぎいうんは、どれだけ他人の欲を満たせとるか、それが数字にそのまま表れとるんや。
「ビジネスの得意なやつは、人の欲を満たす事が得意なやつ」と言えるわな。人が何を望んでいるか見抜けるやつ、何を求めているかが分かる奴は事業始めてもうまくいく。
自動車の育ての親、ヘンリー・フォードがこんなことを言うてたで。『もし私がお客さんに何が欲しいかと尋ねたら、彼らは”もっと速く走れる馬を”と答えていただろう』この意味分かるか?
人の欲を満たすにはな、人に「何が欲しいんですか?」って聞いて回ればええって事やないんでやで。人はな、わざわざ「◯◯が欲しい」なんて教えてくれへんのや。何を欲しがっているかをこっちが考えて、予想して、提案していかなアカンのや。人の欲を満たすいうんは、それくらい難しい事なんやで。

なるほど。これ、仕事する上では本当に必要な事ですね。

例えば、あるWebサイトの構築を担当しており、クライアントから「こういうページを新規に作って欲しい」といった要望があった時。「どんな情報を表示しましょうか?」みたいな事を真っ先に聞いちゃうのは一番ダメなパターン。まず、クライアントはなぜそのページを必要だと思ったのか?そこを知ろうとしない事には、クライアントが本当に望んでいる物は見えて来ない。よくよく聞いていくと、新規ページを作るよりも適切な解決策が他にあったりしますよね。

要望通りに作ったはずなのに、納品後に「思ってたんと違う」と言われる悲劇って、本当に望んでいるものを知ろうとしたか?が別れ道だった気がします。

わざわざ向こうから「これが欲しい」と言ってくれる場合はまだ楽なんですが、この課題では潜在欲求を予想して先回りする事。これかなり厳しい・・・

まずは一番身近な家族が、何をして欲しがっているかな?と考えるところから始めてみます。

やってみた感想

うーん、実は正直言うと全然出来ていない気がします。

まず、家族が帰宅する所から想像してみました。うちの間取りでは、帰宅時に一番最初に目に入るのは玄関、その後リビングです。なので、まずはここがキレイだったら帰宅した時の気分も良いんじゃないかな?と思って、ちょいと掃除しました。

それから、体調が悪いとのことだったので、何もしなくていいように家事は全て私が終わらせておきました。

その程度で今日は終わってしまいました。チーン。。。

実は本を読んでから、毎日少しは意識するようにしていたのです。例えばスーパーで買い物をした時には、レジの人が作業しやすいようにカゴの置き方を工夫してみるとか、めっちゃ小さい事だけど。でも常に意識し続けるのってコレすごく疲れるのです。本にも書いてあったけど「出会う人すべてをお客さんだと考える習慣」という表現がピッタリな感じでした。

余談

今回の課題は「人の欲しがる物を先取りする」ですが、「人が望まない事をしない」という視点もあったら良いのでは、と思いました。その人の気持ちになって考える、という意味では同じですね。そして実際に実行するとしたら、おそらくこっちの方がまだハードルが低い気がします。

例えば、「300万円が一瞬で無価値になる展示会お礼メール」という話があります。展示会直後に、収集した名刺全件にフォローメールをしてはいけない、という内容です。かいつまんで言うと、

日本の展示会は限られた時間内で展示ブースを平均30社以上、せわしなく周回するようなスタイルが多い。終った頃には、参加者は例えるならバイキングでお腹いっぱい食べたような状態なので、更にしつこく料理を勧められたら不愉快にしかならない。

また、大規模な展示会があった1週間後からは、まるでサンゴの産卵のように、一千社近い出展企業が10万人近い来場者に一斉にお礼メールの配信を始める。そして実はこれが大量の配信拒否を生み出している。
来場者のメールアドレスには山のようなお礼メールが届くことになり、どれも同じような内容にウンザリしたり、開封してもドンドン配信拒否するようになる。配信の仕方によっては10%以上もの配信拒否を出してしまう事があり、仮に3千枚の名刺を収集したら、300人から拒否されたことになる。

日本の展示会で名刺やアンケートを1枚集めるコストは、平均1万円程度と言われているので、300人に拒否されれば300万円が一瞬で無価値になったと同じである。

という話です。

これも、来場者の立場になって考えてみれば、そりゃそうだよなと思う話なんですが、そこに気付けるかどうかは超大切だな、と。

ちなみに、これは「ノヤン先生のマーケティング学」という本に書いてあります。私が知る限りでは、マーケティングについて一番平易に書かれていて、かつ非常に面白いので、マーケティング担当者以外にもオススメの一冊です。実際にはノヤン先生の「〜〜なんじゃよ」という独特の口語体で書かれていますw

ノヤン先生のマーケティング学

ノヤン先生のマーケティング学

「人の欲しがる物を先取りする」課題は、仕事を続ける限りは今後も継続すべき事ですが、同時に望まない事は何か?という視点も鍛えていくと最強なのでは。と思いました。

夢をかなえるゾウ実践記録(4日目:食事は腹八分目にする)

はじめに

この連載ブログの経緯などはこちらに書いています。

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「夢をかなえるゾウ」という本を読んだので、それに書いてあった事を1日1個ずつ実行した事を記録しています。

夢をかなえるゾウ 文庫版

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課題の一覧はWikipediaに記載されています。

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4日目の課題:「食事は腹八分目にする」について

例によって抜粋

基本的に自分ら食い過ぎやねん。食い過ぎると体に悪いし、眠なるし、集中力下がるし。
『一切ノ疾病ハ宿食ヲ本トス』これ釈迦の言葉なんやけど。『宿食』ちゅうのは食い過ぎのことでな、食い過ぎは色々な病を引き起こすいう教えなんやで。
腹八分目は些細なことに見えるかも分からんけど、これ、今日からずっとやってみ。食べたいと思ても腹八分で必ず抑えるんや。そうやって自分で自分をコントロールすることが楽しめるようになったら、生活変わってくるで。

これね。1日実行するだけならめっちゃ簡単なんでしょうけど、「今日からずっと」って書いてありますよね・・・。もしかして課題の中で一番難しいんじゃないか?とすら思えます。人間の三大欲求の一つ「食欲」と今後ずっと戦うわけですからね・・・(;´Д`)

やってみた感想

やってみたと言っても、まだ今日のランチ一食分ですからね、やってみたに入らないですね。。。

今回の課題、「腹八分にすることで眠くならないようにする」という単純な事ではなく、自分をコントロール出来るようにするための訓練の1つとして、食欲コントロールに挑戦するという意図かと思います。なので1日だけでは何とも言えないため、この課題についてはある程度続けてみてから、また書こうと思います。

余談

私はフリーランスで自宅作業なので、眠くなって昼寝したところでぶっちゃけ誰に怒られるわけでもない。仮眠程度なら進捗にも影響しない。

ですが、逆に周囲の目を気にしないでいい環境だからこそ「仮眠」で終わるわけがないんですよね(^^;
ちょっとのつもりが気付いたら2時間経ってた、みたいな経験が何度もあるので、基本的に仮眠はしません。

ただし仮眠にも諸説色々あって、20分程度で目覚めればその後の仕事効率が良い!とか言われてますので、オフィスで昼休みに少し寝る程度は良いと思います。

gigazine.net

実は眠くならないようにランチを食べない事は日常的によくやります、特に前日夜更かしした時は。でも空腹すぎても集中出来ないので、小腹を満たす程度にスープ飲んだりお菓子食べたり、みたいな感じでやり過ごします。でも腹持ちが悪いので、空腹の波が何度かやって来る。その度に少しだけ食べる、を繰り返してます。

そう考えると、せっかくの自宅作業なのに通勤してた頃よりもランチは貧相になりました。前述のように食べない事も多いですし、なんなら昼休みっていう区切りも曖昧になりがちだし、通勤してた頃のほうが良かったなぁ、みたいな事が少なくないです。

自宅作業って、通勤ないし最高!みたいなイメージの人多いですよね、きっと。まぁ数日だけなら最高なんですけどね。1年も2年も続けるとですね、ダメ人間はどんどんダメになっていきます、監視の目が無いと人間は楽な方に流れて行きがちですから・・・ダメ人間代表の私が言うんですから、これはもう間違いないです。

なので、せっかくフリーランスだというのに、自宅じゃやっぱり色んな誘惑に負けがちなので、最近ではシェアオフィスを検討している私です。

夢をかなえるゾウ実践記録(3日目:コンビニで(お釣りを)募金する)

はじめに

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「夢をかなえるゾウ」という本を読んだので、それに書いてあった事を1日1個ずつ実行した事を記録しています。

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課題の一覧はWikipediaに記載されています。

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3日目の課題:「コンビニで(お釣りを)募金する」について

例によって抜粋。

スタンダード・オイル社を作ったロックフェラーは、昔からずっと欠かさずやってた習慣があるんや。それが寄付なんや。まだ若いうちから収入の1割を寄付し続けてたんや。全然お金持ちやない頃からやで。
この収入の1割を寄付するいう習慣はな、ビジネスや芸術、ありとあらゆる分野で優秀な人間送り出しとるユダヤ人の法律書の中にも書かれてるんやで。『汝の収入の10%を分け与えよ』てな。
ええか?お金いうんはな、人を喜ばせて、幸せにした分だけ貰うもんや。せやからお金持ちに『なる』んは、皆をめっちゃ喜ばせたいて思てるやつやねん。でも、お金持ちに『なりたい』やつは、自分を喜ばせる事ばっかり考えとるやつやろ。最初はそういう、自分を喜ばせる欲をエネルギーにして進んでもええ。けどな、世の中の人を喜ばせたいっちゅう気持ちを素直に大きくしていくことが大事やねん。そやから寄付すんねん。

もうね、耳が痛い。というか目が痛いです。普段寄付なんて物とは程遠い生活してましたから、私。

さらに続けてこう書いてありました。

「でも、募金ってなんか偽善者っぽい感じがするんですよね。」
せやから自分は三流なんや。ええか?これから自分は成功していくんやろ?そのつもりなんやろ?せやったら、これからはめちゃめちゃ人を喜ばしたり、世の中にとってええ事しまくっていかなアカンのやで。それを後ろめたく思てどないすんねん。
松下幸之助は『世の中から貧困を無くす』言うて、誰でも買えるような安い電化製品作ったんや。偉大な仕事する人間はな、マジで世の中良くしたいて純粋に思て生きてんねんで。せやからその分、でっかいお金流れ込んでくんねん。お金だけやない。人から愛されたり、幸せで満たされたり、もういっぱいええもんが流れてくんねん。

これは確かにそうだな、と思う事が。

知合いに、スマホアプリを作ってそこで得た収益の運営費以外全額を寄付されている方がいて。素直にスゴイと思ったというか、こういう人には何か困った時には協力してあげたい(私が役立つかどうかは別として)と思いました。私みたいな微力な人間では足りないかもしれませんが、少なくとも人間一人を何かしら動かせるだけの影響があります。

やってみた感想

寄付といっても今までした事がほとんどないため、どこに寄付しようか・・・と考えたり調べていると時間がかかりそうな気がしました。なので、ひとまず本の通りにコンビニの募金箱に寄付してきました。たった100円ですが。

そうしたら店員さんから「ありがとうございます!」なんて言われたりして。少し照れくさい感じがしました。むしろ、たった100円でスミマセン…みたいな気持ちにも。

1日だけやるのもアレなので、今後は行く度に100円ずつ入れようかと思います。

実はこのブログに貼っている、本のAmazonへのリンク。これAamazonのアフィリエイトになってます。このブログを通して購入する人なんているのか?って感じですが、このアフィリエイトからもし現金化出来る程度に収入が発生したら、それは全額寄付する事にしました。

余談

少しだけ調べてみたら、寄付先によっては税金の控除が受けられるようです。

(2)寄付金控除のしくみとルール~こんな人ならこれだけお得 - 認定とろう!NET

寄付をしたら控除される仕組み、これ素敵ですね。知らない人がいたら、こういう情報をキッカケにして少しでも広がると素敵。

海外だと寄付って当たり前な文化が育ってる気がしますが、日本人は何か大きな災害が発生した時以外に、日常的に寄付をするような人は少ない気がします。いやもしかして私が知らないだけで、皆やってるのかもしれないですが・・・。娘が大きくなった時に、自分のお小遣いの一部を寄付出来るような子に育ったら、それはすごく嬉しい。そのためには、親の自分がそうである事がまず必要ですね。

収入の1割を寄付する、というのをリアルに想像してみたんですが、これ結構な金額ですよね。庶民でもおそらく10年も続けたら、高級車1台くらい買えてしまいそうです。住宅ローン、カーローン、生命保険、学資保険・・・と色々抱えている中で1割を寄付するというのは、相当な気持ちがないと無理ですね。。。

今は、コンビニに毎回100円寄付するくらいの気持ちしか無い自分を再確認してしまい、ショボイ人間だな・・・と思ったのでした。(-_-;;

夢をかなえるゾウ実践記録(2日目:靴を磨く)

はじめに

この連載ブログの経緯などはこちらに書いています。

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「夢をかなえるゾウ」という本を読んだので、それに書いてあった事を1日1個ずつ実行した事を記録しています。

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2日目の課題:「靴を磨く」について

例によって内容を抜粋します。

イチローはな、他の選手が先に帰ってもずっと残ってグラブをみがいてんのや。彼はな、小学生のころからそうしとんのや。
『神聖な商売道具を粗末に扱うことは考えられない』言うてな。そういう仕事に対するまっすぐな姿勢があるから、メジャーでずっとトップ取れてるんやで。
ところで自分の商売道具ってなんや?
自分が会社行く時も、営業で外回りする時も、カラオケ行ってバカ騒ぎしてる時も、靴はずっと気張って支えてくれとんのや。そういう自分支えてくれてるもん大事にできんやつが成功するか、アホ!

という理由から靴磨きだそうなのですが。

私の場合の商売道具と言ったら、PC類になるのかな。「神聖な商売道具」という気持ちは確かに欠けていたかも。よく見ると汚れているし。

・・・というわけで磨いてみた。

んーでもまだ足りない気がする。そういえば、仕事をする環境っていうのも広義な意味での商売道具にあたるんじゃないだろうか?仕事をしている時に一番長くいる場所なわけだし。

しかも私のデスクの上、、、超絶散らかってるww
こんな写真晒したら、来世に渡ってお嫁にいけない気がするくらいヒドイw

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というわけで、在宅勤務なので自宅の書斎を片付けることにしました。

やってみた感想

これも昨日のトイレ掃除と同じで、ずっと散らかってるのが心の負担になってたので、これを機会にやってやりました。

部屋掃除というか整理整頓って、ちゃんと時間を区切らないと永遠にやってしまうんですよね、特に引き出しの中を片付け出したら終わりです。捨てる・捨てないの選択をするのも時間がかかる要因になる。

なので、今回は20分以内に完了させるべく、デスクの上だけに限定して、処分に困りそうなものはクローゼットに押し込みましたw
最後には雑巾がけまでして20分以内にフィニッシュ。

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ビフォーからは見違えるようです。めっちゃ爽快です、広々してます。昨日まで書斎に入るたびにブルーになってたのが嘘みたいです。たった20分で終わる事なのにね、なんでもっと早くやらなかったんだろうね。

本によると、「いつも頑張ってくれてありがと〜て感謝しながら磨くんや!」と書いてありましたが、その気持ちを完全に忘れてました。部屋にも「ありがとう」っていう気持ちが必要かもしれない。

余談

この課題の流れで、主人公とガネーシャがこんなやり取りをしているんですが、なんだか色々と思い当たります。

「靴を磨いたからと言って成功するとは思えないんです、お金持ちにだってだらしない人はいるでしょうし」
「自分な、今まで自分なりに考えて生きてきて、それで結果が出せへんからこういう状況になっとるんとちゃうの?」
「そ、それは・・・」
「ほなら逆に聞くけど、自分のやり方であかんのやったら、人の言うこと素直に聞いて実行する以外に、何か方法あんの?自分のやり方続けても、いつかは成功するんやないかって期待してんのやろ。保証したるわ。自分、このままやと2000%成功でけへんで」
「なんでそんな事言いきれるんですか」
「成功しないための一番重要な要素は『人の言う事をきかない』や」

誰かにアドバイスをもらって、それが有効だと分かっていても、「でも私には向いてない」とか「今は時間がないし」とイイワケして素直に受け入れない事多いんですよね、私。

素直さも今後の課題の一つだな、と思いました。

夢をかなえるゾウ実践記録(1日目:トイレ掃除をする)

この連載(?)ブログの経緯などはこちらに書いています。

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「夢をかなえるゾウ」という本を読んだので、それに書いてあった事を1日1個ずつ実行した事を記録しています。

夢をかなえるゾウ 文庫版

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1日目の課題:「トイレ掃除をする」について

そもそもなんですが、この本って自分の夢をかなえる為の道標的なことが書かれているけど、部分的に切り取って読んでも多分腑に落ちない点が多いかと思います。いきなり「トイレ掃除をする?それが何の効果あんの?」みたいに思うのも当然といえば当然の話。なので、未読な人のために一応補足しておきます(内容を端折って引用)

かの松下幸之助は、誰よりも早く会社に行って仕事をする前にまずトイレ掃除をやってた。それはなぜか?
また、普通トイレは部屋の隅に置くものだが、本田宗一郎はあえてトイレを工場の真ん中に作った。隅に置いたら汚れてもほったらかしになる、真ん中に置いて皆で綺麗にしていこうって。
この二人がなんでそんなにトイレ掃除を大事にしたか?それは、トイレ掃除は一番汚い所を掃除するってこと。そんなの誰もやりたくない、でも人がやりたがないことをするから一番喜ばれる。一番人に頼みたいことだからそこに価値が生まれる。好きな事をするのも大事だけど、それと同じくらい大事なのは、人がやりたがらない事でも率先してやること。仕事ができるやつらは全員そのことを知ってる

これは人間性を鍛えるための課題なのかな、というのが私の理解です。

ちょうど私自身が、ずっとトイレ掃除をサボっていて気になっていた事もあり、まずはこれから始めることにしました。

やってみた感想

ずっとずっと、「そろそろやらないとマズイ」という気持ちがありました。うちはトイレが2つあるんですが、私自身は片方のトイレしかほぼ使っておらず、そちらは定期的に掃除はしていましたが、もう片方は・・・もう最後に掃除したのはいつか思い出せない。。。(主婦失格)

そこで思い切って洗剤片手にドアを開けたら、アレでした。想像を超えた状態でした。CMでありましたね「サボったリング」ってやつ。あのCM上手いこと言うなー!なんて関心するくらいに。でもこのトイレ、夫が日常的に利用しているんですよね。私はこの状態になるまで知らずに夫に使わせていたのか、と思ったら大変申し訳無い気持ちになってきました。疲れて帰宅して、トイレがこれだったらテンション下がるな・・・と。

たかがトイレですが、こんな事で少しでも家族の気分が良くなるのなら、もっと早くやれば良かったな、と。

で、いざ掃除を始めて、終わるまでの時間は約15分でした。内5分は洗剤を漬け置きした時間なので賞味10分。本当になんてことない時間。始めるまでは億劫で全然やりたくないんですけど、いざ着手するとノッてくるもんですね。これは仕事でも何でもそうですけど、一番大変なのは最初の一歩ですよね。

あと、見て見ぬふりを続けていても、心のどこかでずっと気になっている事があるのは精神衛生上よろしくないのは明らかで、今日トイレ掃除が出来た事で一つ心が軽くなったというのもちょっとした発見です。その後の仕事も、なんだか気分良く進められました。

今回のこの課題、「人がやりたくない事を率先してやる」のが目的でしたけど、結果的に自分に返ってくるんだなぁという気がしました。

これを仕事に置き換えると、果たして何がトイレ掃除にあたるのかまだ分かってません。私はフリーランスで仕事していて、基本的に一人作業が多いせいもあるのですが。でも「これかな?」と思うものが出てきた時には、一度率先してやってみようと思います。

余談

私の友達にとてもキレイ好きな人がいて、以前にトイレ掃除の頻度を聞いた事があるんですね。私の予想は「毎日だよ」くらいかな、と思ってたんですけど、

「トイレに入るたびに毎回やってる」と…!Σ(゚Д゚) マジか。

どうやらお母様がそういう習慣だったらしく、娘の自分もそれが当たり前だと思って育った、とのこと。

子ども、特に娘って母親の習慣を継承するというか、派生クラス的に育っていきますよね。掃除にしろ料理にしろ、家事全般は特にそう。娘の為にも、もうちょいキレイ好きなママにならんとアカンと思いました。

夢をかなえるゾウ実践記録

最初に書いておくと、私はかなり他人の影響を受けやすく、流されやすく、自分の信念って何?な迷える子羊代表です。

なので、心が弱っている時や迷っている時は、すかさず自己啓発系の本に手を伸ばすような人間ですが、とあるイベント参加後に色々と考える事があり、前々から気になってたのにずっと未読だったこの本をふと読み始めました。

テレビを見なくなって久しいので全然知らなかったんですが、どうやらドラマ化もされているくらい有名な本だったみたいです。今更紹介する必要のないほどヒットした書籍のようですが一応リンクを貼っておきます。

書籍版はこちら

夢をかなえるゾウ 文庫版

夢をかなえるゾウ 文庫版

Kindle版はこちら

夢をかなえるゾウ

夢をかなえるゾウ

とりあえず雑感

何事も続かない、何を頑張ったらいいのか分からない、仕事に対して迷いがありまくり、このままじゃいけないとずっと思い続けている、でも気がつけば同じ状態で何年も経っている。

そういう状況にいるなら、一度は読んでみても損はないかと思います。1000円以下で手に入る情報と思えばかなりお得感あり。自己啓発系の本なのですが、話自体は小説仕立てなので、普通に読み物としてもかなり面白いです。ダウンロードしてから読み終わるまでに3時間程度でした。面白くて一気に読んでしまった感じです。そのまま続編の2、3も続けて読んでしまいました。

この手の本は初めてではないので、紹介される内容は頭では分かっている事も多いのですが、一番良いと思ったのは、毎日1つずつ実行してみようかなと思えるくらいハードルが低いところから設定されていること。かつ主人公が実際に実践したらどうなったかも小説の中で描かれていて、それは劇的な変化でもないちょっとした日常の変化で、けれどでもそれが逆に良くて、大きな変化として描かれていたら自分も体験した気になって終わってしまいそうになるんですが、ほんの少しの変化なので逆に試してみたくなるんですね。もしかしたら私ならもっと違う発見があるかも?なんて思って。

ひとまず実行してみる

3冊も一気に読んだのでインプットは十分なんですが、いざ実行するとなると一度に全てはムリすぎる。なので、本と同じように1日一個ずつ消化してみようかと思い立ちました。

この本で一番心に残ったのは「決めたことを続けるための環境を作る」です。ちょっと長くなりますが、本からの説明を端折って書くと

例えば「これからはテレビを見ないようにする」と決めたとする。でも決めただけでは何も変わらない、人間は意識を変える事は出来ない。みんな今日から頑張って変わろうと思う、意識を変えようとする、でも変えられない。人間の意思なんてとても弱い。それでも皆意識を変えようとする。それはなぜか。その方が楽だから。頑張ると決めて未来を想像するだけで実際には全然頑張ってないのに、意識を変えようとして、ただ逃げている。
それはある意味、自分に期待している。意識さえ変えれば出来ると自分に期待して、それを実際に行動に移した時のツライ作業を忘れている。 本気で変わろうと思ったら、意識を変えるのではなく「具体的な何か」を変えなければいけない。
「テレビを見ないようにする」この場合の具体的な何かは、「テレビのコンセントを抜く」。なんならテレビを捨ててしまう。これが具体的な何か。

これと同じような内容を過去にどこかで見た記憶があるけど、その時の私はただ「なるほど」と思っただけで行動に移さなかった。

なので、「1日1個ずつ消化してみる」という決めた今、決めたことを続けるための環境を作る具体的な何かとして、こうしてブログに毎日記録していこうと思いました。ほんと影響されやすい人間なのを公表するようで恥ずかしいのですが、影響されやすい性格が良い結果に繋がるなら、それは良い事じゃん。と前向きに考える事にします。

ということで、これから毎日実践記録を書く事にします。

今日の課題

すでにもう「決めたことを続けるための環境を作る」を実践したような気がしないでもないですが、そこは謙虚な気持ちで無かった事にして。

3冊全部読んだのですが、1冊目の内容が一番始めやすいのでこちらから着手することにしました。

Wikipediaに課題の一覧が載っているので参考までにこちらをどうぞ。

夢をかなえるゾウ - Wikipedia

本来は1番目からやりたいところですが、「6. トイレ掃除をする」からにします。なぜかというと1番目はちゃんと時間を取れる時にやろうと思っていて、そのことは今度書きます。

トイレ掃除をする」これは、一番汚いところを掃除する、誰もやりたくないような事をやるからこそ一番喜ばれる、人がやりたがらないことでも率先してやること。

仕事に置き換えると何かな、、、というのがまだ見えて来ないのですが、ひとまず分かりやすく家族の中で一番やりたくないであろう家事であるトイレ掃除を今日は実践します。本当のことを言うと、在宅勤務なんだから「毎日やれよ」と自分に対してずっと思ってはいたのです。トイレって目に見えなくても汚れって蓄積しますからね、毎日やってたら数分で済むのに、汚れてからでは大変。分かってるのにやらない。特にうちは2つトイレがあって、娘が使う方はかろうじて掃除してますが、もう一個のほうは…放置気味です。

というわけでまずはこれから挑戦します。

続く。

秋のAWS Lambda & API Gateway 祭りやります

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突然ですが、私はJAWS-UG千葉支部の運営をしています。来たる9月8日に勉強会を開催します。

jawsug-chiba.doorkeeper.jp

おかげさまで、当勉強会はDoorKeepr上で公開した瞬間から数名の申し込みがあり、公式告知の数時間後には定員に達するほどの申し込みがありました。ありがとうございます。

開催の経緯

千葉支部はしばらく活動が休止していて、UGとしての活動は去年の9月に開催して以来となるため、ほぼ1年ぶりの再開です。

それがなぜ今回やろうと思ったか。それは私が前々からLambdaをテーマにやりたくて、API Gatewayの発表タイミングをキッカケに「今しかない!」と思い、それでメンバーに「やろうぜ!」と声を掛けて実現した、という経緯です。

活動していて感じること

一般参加と運営って何が違うの?勉強会に参加するだけなら、運営までする必要なくない?みたいな人は多いと思います。

運営は大変、それなら気軽な参加者のままでいいや、という気持ちもよく分かります。でもやはり「自分がやりたいテーマの勉強会を開催できる」のは、何にも代えがたいです。今回のテーマで誰かがやってくれるのを待ってたらいつになるか分かりません。それに「この人の話が聞きたい」といった希望を実現出来るのも、運営にしかない特典です。

私がUGのメンバーになったのは約2年前ですが、その時はまったく人脈もなくて、登壇者や参加者との面識もゼロに等しい状態でした。しかし今回の人選はすべて私のほうでやらせてもらいました。この2年で登壇を依頼出来る程度には人脈も広がってきたことを嬉しく思います。こうした、多くの人との繋がりが出来るのもコミュニティ活動の魅力だと思っています。

余談

実は、私は業務ではAWSをガッツリ触っているわけではありません。よく誤解されるんですが、私はインフラエンジニアでもありません。むしろ苦手分野です。なのであえてこのコミュニティに身を置いています。仕事でガッツリ使っているとか、好きで興味のある分野だから関わる、というのが普通ですよね、おそらく。

でも私の場合は逆だったりします。得意でもないし、仕事でもガッツリ使う機会がないと、よほど好きでもない限り勉強するタイミングは永遠にやってこない。苦手意識があると、なおさら避けて通ろうとするものです。ならば、強制的に触れる機会を作る。嫌でも情報が入ってくる環境に身をおく。

苦手だと思っていた事も、情報に触れているうちに点と点が繋がって「おぉそういう事か」と少しずつ分かるタイミングがあるんですよね。そうすると「嫌い」から「少し好き」になり、「少し好き」から「結構好き」・・・と興味レベルが上がって来る。

人は好きな事に対しては、誰から強制されなくても自然と日常的に情報収集したりしているものです。苦手意識があって好きになれない事を勉強するのは大変苦痛なので、「とにかく勉強しなきゃ…」と考えるのをやめて、まずは「好きになるためにどうしたらいいかな?」と発想を変えてみた結果、今に至っています。

さいごに

話が大変逸れましたので元に戻します(^^;

活動を休止していた明確な理由があったわけでもなく、誰も「次回やろうぜ」と言い出さなかっただけな気がしています。逆に言えば、誰か「こんなテーマでやりたい!」と言い出す人がいれば開催の流れになったと思いますので、その辺もっと活性化させていきたいなぁと感じる部分ではあります。

ですので、運営に興味がある方はぜひご連絡ください、千葉在住でなくても大歓迎ですw

【追記】

懇親会のお申込みも忘れずにお願いします m( )m

jawsug-chiba.doorkeeper.jp