2015年振り返り
年が明けて6日も経ったのでイマサラ感満載ですが、去年の振り返りを簡単にしたいと思います。
2015年の出来事
自分の中で一番の変化は、デザイナー業は引退して、プログラマ業に専念した事です。 理由や経緯はこちらに書いていますので、もし興味があれば見てみてください。
この変化はとても大きいものでした。結論から言うと、この決断は間違ってなかったし今とても満足しています。
母親になると以前と同じような働き方は出来ないですが、「家族のために何かを犠牲にする」というマインドではなく、「新しいワークスタイルを模索するチャンス」と気持ちを切り替えることで、新しい出会いや発見に繋がりました。
海外イベントとか
私の2015年は、なんといってもアメリカで行われた、Google I/O と re:Invent への参加がハイライトでした。
■5月 Google I/O
毎年大人気で、抽選でしか参加出来ないGoogleの最大イベント「Google I/O」になんと参加する事ができました。
憧れのサンフランシスコ、シリコンバレー周辺に行けただけでも大変嬉しかったのですが、初の海外カンファレンスは私にとっては人生観がちょっと変わったと思えるほど大変刺激的でした。
情報を得るだけなら日本でも可能ですし、今は動画配信もされ資料スライドも後から確認出来ます。でもやっぱり現地でしか味わえない熱気を感じたり、海外エンジニアとの交流が何よりの魅力でした。野外パーティでは、現地で知り合った日本人エンジニアの皆さんともたくさん知合いになれて、人脈という意味でもとても良い財産になりました。
■10月 re:Invent (Amazon Web Services)
まさかのアメリカ出張2回目。Amazonの最大イベント、re:Invent にも参加しました。こちらはラスベガスで行われました。
カンファレンス後のパーティでは、世界的に有名なDJ Zeddが来てプレイしたり、全室スイートルームな高級ホテルに滞在するなど、何もかもが豪華絢爛といった感じで、ちょっと今思い出しても夢みたいです。
基調講演での新サービスの発表には興奮し、その後のセッションも英語ながらも刺激的なテーマが盛りだくさんでした。また、re:Play をはじめとする各パーティが最高です。個人的にはプールサイドで行われていたアクセンチュアのパーティが「THE America!」といった感じで楽しかったです。
登壇とかLTとか
2015年は、3回の登壇と、トークセッションで話をしました。
■2月 JAWS-UG KANSAI特別編
JAWS-UG KANSAI特別編 「AWSを使い倒せ。AWSのフルマネージドサービス活用によるネイティブクラウドシステムへの誘い」 - JAWS-UG KANSAI | Doorkeeper
Amazon SNSを利用した、モバイルアプリにおけるPush通知、WebでのHTTP Push通知 について話しました。気付いたら、このスライドのはてブが200以上付いててビビるなど。。
■3月 Google [Women Techmakers 2015]
Googleが主催する、テクノロジー業界で活躍する女性向けイベントのトークセッションで、ゲストスピーカーとして話してきました。
■4月 春のJavaScript祭 in GMO Yours
春のJavaScript祭 in GMO Yours - Javascript祭り | Doorkeeper
会場がGMOさんなのに、AWS Lambdaについて話すという過激なことをしてきました…(-_-;;
■12月 年末JavaScript祭ゆく年くる年 in IDCフロンティア
年末JavaScript祭ゆく年くる年 in IDCフロンティア - Javascript祭り | Doorkeeper
まだβ版(2015年12月現在)であるAngular 2 の概要について話してきました。
その他反省
2015年は反省の年でもありました。ワークスタイルや自分のスキルのミスマッチによって各方面に迷惑をかけてしまい、猛省しています。
自分のキャパをしっかり把握する。目の前の仕事とちゃんと対峙する。同じことを繰り返さないために肝に命じます。
2016年の抱負
今年はエンジニアとしての基礎固めをします。
2015年は、デザインをやめてJSフロントエンド開発を自分の主軸にしたものの、まだまだ未熟な部分が多いと痛感した1年でもありました。
JS初心者だった1年前よりはさすがに成長したものの、1年経ってもこの程度じゃアカンぞ…という焦りがあり、しばらくは新しい事への挑戦よりも地味な基礎練習をメインにやっていこうと思います。
でもたまには刺激が欲しいので、イベント駆動型勉強スタイルの自分としては、またいずれ登壇もしたいと思っていますのでよろしくお願いします。m( )m
夢をかなえるゾウ実践記録(8日目:自分の得意な事を人に聞く、自分の苦手な事を人に聞く)
はじめに
この連載ブログの経緯などはこちらに書いています。
「夢をかなえるゾウ」という本を読んだので、それに書いてあった事を1日1個ずつ実行した事を記録しています。
■文庫本
- 作者: 水野敬也
- 出版社/メーカー: 飛鳥新社
- 発売日: 2011/05/20
- メディア: 文庫
- 購入: 15人 クリック: 44回
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■Kindle版
- 作者: 水野敬也
- 出版社/メーカー: ミズノオフィス
- 発売日: 2013/04/23
- メディア: Kindle版
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課題の一覧はWikipediaに記載されています。
8日目の課題:「自分の得意な事を人に聞く、自分の苦手な事を人に聞く」について
順番は前後しています。あと、課題を2つまとめてやりました。
例によって抜粋。
ピーター・ドラッカーがこんなことを言うてたな。『強みの上に築け』て。自分の得意なことを徹底的に伸ばしていくんが成功につながるっちゅう意味や。 たまにおるやろ、成功した実業家が急にテレビに出始めたり、歌手が急に絵を描きだしたり…そういうの見るとなんか「違う」て思えへん?そりゃ当然や、そんな事しとったらお客さんに対して失礼やもん。自分が社会に貢献できる得意分野があるのに、それをやらんかったら当然支払われるもんも支払わらへん。まぁ若い頃は自分に何が向いてるか分からんでウロウロしとるのもええんやけど、自分の得意なこと見つけるんは、ある意味義務やで。 今日の課題は「自分が一番得意なことを人に聞く」。ポイントは「人に聞く」ちゅうことやで。自分ではこれが得意分野や思てても、人から言わしたら全然違うことてあるからな。さっきの話でもそうやけど、自分の仕事が価値を生んでるかどうかを決めるのはお客さん、つまり自分以外の誰かなんやで。
それに関連して次の課題はこれでした。
この世界に闇がなければ光も存在せんように、短所と長所も自分の持っている同じ性質の裏と表になっとるもんやで。例えば、一人の作業が好きなやつは、人と会うと疲れやすかったり。逆に人と会うのが好きなやつは、一人の作業に深く集中することがでけへんかったり。 だからな、自分の長所を知りたかったら、逆に短所も聞くんや。自分の苦手なことや自分の欠点も教えてもらうねん。普段見落としがちな裏側に注目すんねん。 世界に名だたるヴァージン・グループのボス、リチャード・ブランソンは生まれつき難読症で、文字読むのがめっちゃ苦手やったんや。本人はかえってそれが良かったて言うてんのや。「企画書を読むのには苦労したけど、イマジネーションを膨らますことが得意になった。だから自分はビジネスで成功したと思う」ちゅうてな。ええか?人には自分らの欠点が支えとる長所が必ずあるもんなんや。
うーむ。自分で思う長所・短所って、他人から見ると結構違うことありますね。で、自分が短所と思っていなかった部分を短所として指摘されると、少なからず凹みますねw
私は異なるキャリアをフラフラしてきたので、色々やった結果、今の職種についての後悔はないけど、「新卒からずっとこの職種だったらもっと経験積めたのになぁ」という思いもあったりします。。。
やってみた感想
最初、Facebook上で「私の短所・長所を教えて欲しい」とポストしたところ、何人かの方から教えていただきました。
皆さん優しいので、私の長所と思われることを色々挙げてくれて、素直に嬉しかったけど、誉め殺し状態になってしまった感も否めないw 短所についても、言われて傷つくようなエグいことは全然なく、長所の裏返しのような感じ。まぁそもそもオンラインで聞いたこと自体が間違ってたな・・・と思いました(^^;
短所を指摘するのって相当のエネルギーが必要ですもんね。その人のこれまでの行動を振り返り、短所らしい短所があったかどうか思い出して、言葉を選んでそれを教えてあげる。よほど親しい間柄でもない限りは、言葉選びは慎重にならざるをえない。そんな大変な作業をお願いしてしまってゴメンなさい。そしてちゃんと答えてくれた皆さま、本当にありがとうございました。m( )m
一番遠慮無く言ってくれた家族からは、簡単にまとめると概ねこんな感じのことを言われました。
得意なこと:
クリエイティブなこと、興味対象への集中力苦手なこと:
ロジカル思考、手を抜くのが下手
「得意なこと」で挙げてもらったクリエイティブ関連の仕事は、今年になって業務範囲から除外したので、なんとも複雑な思いです。。。
ただ、得意分野を見つけることが目的ではなく、「その強みをうまく利用して自分は何をするか?」のほうが重要ですからね。そこを忘れないようにしたいと思います。
また、苦手なこととして「手を抜くのが下手」と指摘されたのは、これまでさほど意識していなかったので新鮮でした。そしてこんなことも言われました。
たとえば時間がなくて何かを妥協するとき、自分の中のゴール設定を100のまま結果を80にしようとするのがダメ。まず「ゴールは80」だと自分の意識を変更してから、その80を完璧にするように心がけるべき
結果は80で変わっていないんですが、マインドの違いだそうです。前者だとダメな自分という意識になりますが、後者なら軌道修正しただけ、という意識ですね。これは何となく理解出来るかも。私もそうですが、完璧主義の傾向が強く失敗経験を引きずるタイプの人は、このマインドを育てていくと、もう少し器用な生き方が出来るようになる気がしました。
余談
得意なことを徹底的に伸ばしていく、という考え方。これを見た時に「苦手分野を克服させようとするのが日本式、得意分野をさらに伸ばそうとするのがアメリカ式」といった内容の話を思い出しました。
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
- 作者: マーカスバッキンガム,ドナルド・O.クリフトン,田口俊樹
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2001/12/01
- メディア: 単行本
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長所よりも短所を補おうとする、特に日本人は学校の勉強でも得意科目よりも苦手科目を勉強して底上げをしようとする傾向にある、と。日本では「センター試験」なんて制度がありますからね・・・日本の教育システムがそのような土壌を醸していることが原因だとも思えます。
大学受験がゴールならいいんですが、人生全体を考えた場合、どれも満遍なく出来るけど平均値な人より、苦手な事が色々あっても何かが極端に秀でている人のほうが成功する確率は高い。
苦手分野を放置していいのか?という葛藤はありますが、どうしても好きになれないなら、それを続けて苦痛になるより、好きなことを思い切り伸ばしていく方がどう考えても幸せです。算数が大嫌いで足し算も出来ない、というレベルだと悩みますが、生きていくのに不都合なレベルでなければ良いと開き直ることも必要かな。でも自分の子供に対して、本当にこれを実践出来るかどうか・・・親の立場だと実に悩ましいテーマです。
夢をかなえるゾウ実践記録(7日目:まっすぐ帰宅する)
はじめに
この連載ブログの経緯などはこちらに書いています。
「夢をかなえるゾウ」という本を読んだので、それに書いてあった事を1日1個ずつ実行した事を記録しています。
■文庫本
- 作者: 水野敬也
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■Kindle版
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課題の一覧はWikipediaに記載されています。
7日目の課題:「まっすぐ帰宅する」について
このブログから2冊ほどアフィリエイト収入が入りました。どなたか分かりませんがありがとうございます。ある程度溜まったら、どこかに寄付したいと思います。^^
で本日の課題について、例によって抜粋。
「あかんやん?あんなに遅う酔って帰ってきたら。自分、やらなあかん事いっぱいあるやろ」 「すみません、同僚に誘われたんで…サラリーマンには付き合いというものがありまして」 「付き合い?ちゃうな。自分、根本的にちゃうわ、考え方が」 ええか?まず、誘われて行くっちゅう事やねんけど、これって要するに『反応』しとるっちゅうことやろ。世の中のほとんどの人間はなぁ、『反応』して生きてんねや。自分から世の中に働きかけるんやのうて、自分の周囲に『反応』しとるだけなんや。親から言われて勉強して、皆がやるから受験して、皆が就職するから就職して、上司から言われるからそれをやって、とにかく反応し続けて一生終えるんや。そんなんで自分の人生手に入れられるわけないやんか。 自分の人生手に入れとるやつらはな、全部自分で考えて計画立てて、その計画通りになるように自分から世界に働きかけていくんや。もっと具体的に言おうか。たとえばその日のうちに自分がやらなあかん事があったとするやん。夢とか目標とか、そういうの中心に毎日の生活組み立ててったら、飲みの誘い断ってたかもしれへんやん、でも自分は『誘われた』という周囲の働きかけに対して、反応して、流されたんや。 スティーブン・キングは、小説家になる前は学校の先生やってん。でも小説家になるために、帰宅した後とか週末とか、ずっと小説書いとったんや。そうやって自分の時間をコントロールして、今の地位築いてんねん。 会社終わったら自由やから遊んでええというわけやないねんで。むしろ逆やで。会社が終った後の自由な時間ちゅうのはな、自分がこれから成長していくために『自由に使える一番大切な時間』なんや。ええか、これからは仕事終わったらまっすぐ帰宅せえ。そんで一番大事な事に使えや。分かったか?
今は在宅ワークで子育てもあるので、逆に周囲に流されたくても出来ないという現状ですが、会社員時代は、お誘いに流されて飲みに行った事は数知れず。
付き合いを遮断しろ、という事ではないと思うのです。飲みに行くのも、自分の計画通りならいいんじゃないかな?と。本当はやらなければいけない事があるのに、誘われてつい流されて・・・というのはよろしくない。
仕事が終った後の自由時間。ほんとこの時間を大切にしたいし、仕事以外の自分のための勉強時間にしたいのですが、最近は寝落ちする毎日なので反省です・・・(;´Д`)
やってみた感想
まっすぐ帰宅も何も、私は在宅ワークなので『自由時間を大事に使う事』を課題にしたいと思います。それにはまず、やりたい事や目標を整理しなければいけません。
やろうと思ってて出来ていない事を箇条書きにしてみました。思い付く限り。そして優先度を決めてみました。
頭の中で「あれも勉強しなきゃ、これもやっておかなきゃ」と漠然と思っていた事も、文字に表して優先度を付けてみると、意外と「これは今でなくてもいいな」と分かってきました。周りのスゴイ人たちに圧倒されて、自分もこれくらい知っておかなければいけない、と焦ってしまう事がよくありますが、
- 興味があるかどうか
- 業務で必要とされるかどうか
- 今すぐ必要かどうか
この3つのポイントで整理していったら、案外スッキリしました。特に「興味があるかどうか」、この成分が欠けているとまずヤル気が起きないので一番重視しました。
業務で必要とされるけど、あまり興味がない気がする事・・・これが悩ましいのですが、仕事で必要とされるならいつか絶対避けて通れない(=業務でやらざるをえない)ので、その時にやればいいかな。まずは、やりたい気持ちを優先しが方が自分も楽しいですからね。
私のように「あれもこれも勉強しなきゃ・・・」と漠然と考えて不安になっている人がいたら、まずは考えている事項を整理してみると、無駄に不安になっていた事が軽減されるかと思います。
余談
今まで割りと流されがちに生きてきた側面も多い私ですが、実は計画的に人生設計してきた部分もあります。
私の両親は共働きで、子供の頃に帰宅しても母親が家に居ないのをずっと寂しく思っていました。専業主婦なお母さんの友達が羨ましくて仕方がなかった。そのため、「仕事は続けたいけど、もし子供が生まれたら家で出来る仕事をしよう」ずっとそう決めていました。結婚する前からずっと。
適齢期になり、それをより強く意識するようになってからは「在宅で出来る仕事はなんだろう?」と考えるようになり、そのためのキャリアを考え、そのために行動し、紆余曲折ありましたが今こうして在宅で仕事が出来る環境を作れています。
明確な目標やビジョンがあると、自分が今やらなければいけない事もハッキリしてくるので、流される暇もないんですよね。会社勤務しながら半年間スクールに通っていた時はまさにそうでした。仕事しながら続けるのは本当にツライし、途中で脱落するクラスメイトが半分くらいいましたし、週末も休めなくてめちゃくちゃ辛かったけど、やりきれたのは、ブレない目標があったからだと思ってます。
夢をかなえるゾウ実践記録(6日目:その日がんばった自分を褒める)
はじめに
この連載ブログの経緯などはこちらに書いています。
「夢をかなえるゾウ」という本を読んだので、それに書いてあった事を1日1個ずつ実行した事を記録しています。
- 作者: 水野敬也
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課題の一覧はWikipediaに記載されています。
6日目の課題:「その日がんばった自分を褒める」について
ちょっと順番は前後してます。 今日の課題について例によって抜粋。
ええか?自分が頑張れてるのを確認するんはめっちゃ大事なんやで。それ、なんでか分かる? 自分を盛り上げるため、それもそうやけど、もっともっと大事な事があんねん。それはな、『成長したり頑張る事は楽しい』て自分に教えていくためやねん。頑張らなアカンてどれだけ思ってもなかなか頑張れんのが人間やろ。 それは意思が弱いからか?まぁそう思うわな。でも、頑張ろうと思っても頑張られへん本当の理由、それはな、『頑張らなアカン』て考える事自体が楽しないからなんや。人間は楽しいこと、やりたい事しか出来ないようになってるんや。 手塚治虫はな60歳で亡くなってるんやけど、死ぬ直前の、入院している病院のベッドの上でも漫画描いてたんよ。それは確かにスゴイことやけど、ある意味スゴくない事でもあるんや。 自分らはな、成功してる人の仕事のやり方聞くと『努力家だなぁ』って思うやろ。そして同時にこうも思うはずや。『自分にはとても同じ事は出来ない』。でもな、手塚治虫は努力家やったんかな?いや、確かにそういう面もあると思うで。でもな、病院のベッド上で死にかけてんのに、『努力しよう』とか『我慢して頑張ろう』とは思わへんのちゃうかな?それでも描くっていうことはな、単純に『やりたかったから』やと思うねん。 『やりたいからやってしまう』これってスゴイんやろか?むしろ普通の事やん?でも自分らは、心の底ではやりたない思ってる事を無理矢理やろうとするやろ。努力する事そのものを目的にして頑張ろうとするやろ。そんなもん続くわけないで。なんちゅうても本音はやりたないんやから。 これからはな、毎日寝る前に、自分がその日頑張れた事を思い出して『ようやったわ』ってホメや。一日のうち、絶対一つは頑張れてる事あるから、それを見つけて褒めるんや。一日の最後はな、頑張れんかった事を思い出して自分を責めるんやなくて、自分をホメて終わるんやで。そうやってな、頑張ったり成長することが「楽しい」事なんやて、自分に教えたるんや。
この本を読んでからずっとモヤモヤしている事があって、理由がこの課題なんですよね。
私、今やっている仕事は本当に好きなのかな?と。好きだったら誰に強要されなくても、寝る時間を惜しんででも、新しい言語の勉強したり、プログラミングし続けてるんじゃないのか?と。色々考えていたらだんだん迷子になってきました。
でもまぁ、好きか嫌いかで言えば、今の仕事は「好き」だと即答出来るので、この課題の意味を考えると、努力や我慢と思わないで済むくらい「好き度合い」を高めていくのが正解なのかな。そう思う事にしました。
やってみた感想
実際問題、自分を褒めようとすると超こっ恥ずかしいですね。なんていうか、スイーツOLの「自分へのご褒美☆」的な寒さを感じてしまう。
でも一応、昨日頑張った事を捻りだしてみます。
- 3日坊主にならずにこの課題をこなせている(今のところ6日目!)
- 今まで割りと曖昧なままだった、AngularJSのルーティング周りの挙動を理解した
- 発表の場も全然決まっていないが、とりあえず溜めていたネタのスライドを書き始めた(と言っても目次だけ…汗)
うーん、この程度しかなさそう。。。
しかも、「そういえばアレをやりたいのに全然出来ていないな・・・」と、頑張った事を思い出そうとしているのに、出来ないでいる事ばかり浮かんでしまう。すると逆に気持ちがブルーになってくるっていう・・・(汗) それに、たいして頑張った実感がない一日を過ごすと、頑張った事を列挙したところで「今日の私頑張ったな〜!」なんて思えない。。。(;´Д`)
この課題、ハードル高いなぁ。
余談
まだ6日目ですが、いつも3日坊主の私がここまで続いた事は、ちゃんと誉めてあげようかなと思います。
何事も継続するためには、最初の10日間が大事とかよく言われます。習慣化させるために何がなんでも10日は絶対続ける。そうすると、それをやるのが当たり前、むしろやらないとなんだか落ち着かない状態になる。こうやって習慣化していくというもの。私の場合まだ6日目ですからね、偉そうな事全然言えないんですけどね・・・
でも、最初の10日間を過ぎて習慣化した後は、逆に「あえて休むルール」を設けるのが長く続けるコツだそうです。
例えばランニングを日課にしようと思った場合。「今日は雨が降っているからサボろう」と休むのと、あらかじめ「雨が降ったら休む」と決めておくのでは中身が全然違う。前者はサボり癖に繋がっていきますが、ルールに従って休む場合は純粋な意味での休息になる、というもの。ストイックに続けるのが大好きな場合を除いて、休息のルールを作る事も意識すると良さそうです。
この話は、「なまけもののあなたがうまくいく57の法則」という本に書いてありました。
- 作者: 本田直之
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2013/11/08
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自分が怠け者である事を前提にしたライフハックが57個書いてあり、内容がライトですぐにも実行出来そうな物ばかり。Kindleなら590円と安いのでオススメです。
久しぶりに本を開いたら、案外内容を忘れている事に気付いたのでちょっと読み返してみる事にします。頑張った事をちゃんと褒められるようになるヒントがあるかな・・・
夢をかなえるゾウ実践記録(5日目:人の欲しがる物を先取りする)
はじめに
この連載ブログの経緯などはこちらに書いています。
「夢をかなえるゾウ」という本を読んだので、それに書いてあった事を1日1個ずつ実行した事を記録しています。
- 作者: 水野敬也
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課題の一覧はWikipediaに記載されています。
5日目の課題:「人の欲しがる物を先取りする」について
例によって抜粋
ざっくり言うとな、稼ぎいうんは、どれだけ他人の欲を満たせとるか、それが数字にそのまま表れとるんや。
「ビジネスの得意なやつは、人の欲を満たす事が得意なやつ」と言えるわな。人が何を望んでいるか見抜けるやつ、何を求めているかが分かる奴は事業始めてもうまくいく。
自動車の育ての親、ヘンリー・フォードがこんなことを言うてたで。『もし私がお客さんに何が欲しいかと尋ねたら、彼らは”もっと速く走れる馬を”と答えていただろう』この意味分かるか?
人の欲を満たすにはな、人に「何が欲しいんですか?」って聞いて回ればええって事やないんでやで。人はな、わざわざ「◯◯が欲しい」なんて教えてくれへんのや。何を欲しがっているかをこっちが考えて、予想して、提案していかなアカンのや。人の欲を満たすいうんは、それくらい難しい事なんやで。
なるほど。これ、仕事する上では本当に必要な事ですね。
例えば、あるWebサイトの構築を担当しており、クライアントから「こういうページを新規に作って欲しい」といった要望があった時。「どんな情報を表示しましょうか?」みたいな事を真っ先に聞いちゃうのは一番ダメなパターン。まず、クライアントはなぜそのページを必要だと思ったのか?そこを知ろうとしない事には、クライアントが本当に望んでいる物は見えて来ない。よくよく聞いていくと、新規ページを作るよりも適切な解決策が他にあったりしますよね。
要望通りに作ったはずなのに、納品後に「思ってたんと違う」と言われる悲劇って、本当に望んでいるものを知ろうとしたか?が別れ道だった気がします。
わざわざ向こうから「これが欲しい」と言ってくれる場合はまだ楽なんですが、この課題では潜在欲求を予想して先回りする事。これかなり厳しい・・・
まずは一番身近な家族が、何をして欲しがっているかな?と考えるところから始めてみます。
やってみた感想
うーん、実は正直言うと全然出来ていない気がします。
まず、家族が帰宅する所から想像してみました。うちの間取りでは、帰宅時に一番最初に目に入るのは玄関、その後リビングです。なので、まずはここがキレイだったら帰宅した時の気分も良いんじゃないかな?と思って、ちょいと掃除しました。
それから、体調が悪いとのことだったので、何もしなくていいように家事は全て私が終わらせておきました。
その程度で今日は終わってしまいました。チーン。。。
実は本を読んでから、毎日少しは意識するようにしていたのです。例えばスーパーで買い物をした時には、レジの人が作業しやすいようにカゴの置き方を工夫してみるとか、めっちゃ小さい事だけど。でも常に意識し続けるのってコレすごく疲れるのです。本にも書いてあったけど「出会う人すべてをお客さんだと考える習慣」という表現がピッタリな感じでした。
余談
今回の課題は「人の欲しがる物を先取りする」ですが、「人が望まない事をしない」という視点もあったら良いのでは、と思いました。その人の気持ちになって考える、という意味では同じですね。そして実際に実行するとしたら、おそらくこっちの方がまだハードルが低い気がします。
例えば、「300万円が一瞬で無価値になる展示会お礼メール」という話があります。展示会直後に、収集した名刺全件にフォローメールをしてはいけない、という内容です。かいつまんで言うと、
日本の展示会は限られた時間内で展示ブースを平均30社以上、せわしなく周回するようなスタイルが多い。終った頃には、参加者は例えるならバイキングでお腹いっぱい食べたような状態なので、更にしつこく料理を勧められたら不愉快にしかならない。 また、大規模な展示会があった1週間後からは、まるでサンゴの産卵のように、一千社近い出展企業が10万人近い来場者に一斉にお礼メールの配信を始める。そして実はこれが大量の配信拒否を生み出している。 来場者のメールアドレスには山のようなお礼メールが届くことになり、どれも同じような内容にウンザリしたり、開封してもドンドン配信拒否するようになる。配信の仕方によっては10%以上もの配信拒否を出してしまう事があり、仮に3千枚の名刺を収集したら、300人から拒否されたことになる。 日本の展示会で名刺やアンケートを1枚集めるコストは、平均1万円程度と言われているので、300人に拒否されれば300万円が一瞬で無価値になったと同じである。
という話です。
これも、来場者の立場になって考えてみれば、そりゃそうだよなと思う話なんですが、そこに気付けるかどうかは超大切だな、と。
ちなみに、これは「ノヤン先生のマーケティング学」という本に書いてあります。私が知る限りでは、マーケティングについて一番平易に書かれていて、かつ非常に面白いので、マーケティング担当者以外にもオススメの一冊です。実際にはノヤン先生の「〜〜なんじゃよ」という独特の口語体で書かれていますw
- 作者: ノヤン先生,庭山一郎
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2014/04/25
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「人の欲しがる物を先取りする」課題は、仕事を続ける限りは今後も継続すべき事ですが、同時に望まない事は何か?という視点も鍛えていくと最強なのでは。と思いました。
夢をかなえるゾウ実践記録(4日目:食事は腹八分目にする)
はじめに
この連載ブログの経緯などはこちらに書いています。
「夢をかなえるゾウ」という本を読んだので、それに書いてあった事を1日1個ずつ実行した事を記録しています。
- 作者: 水野敬也
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4日目の課題:「食事は腹八分目にする」について
例によって抜粋
基本的に自分ら食い過ぎやねん。食い過ぎると体に悪いし、眠なるし、集中力下がるし。
『一切ノ疾病ハ宿食ヲ本トス』これ釈迦の言葉なんやけど。『宿食』ちゅうのは食い過ぎのことでな、食い過ぎは色々な病を引き起こすいう教えなんやで。
腹八分目は些細なことに見えるかも分からんけど、これ、今日からずっとやってみ。食べたいと思ても腹八分で必ず抑えるんや。そうやって自分で自分をコントロールすることが楽しめるようになったら、生活変わってくるで。
これね。1日実行するだけならめっちゃ簡単なんでしょうけど、「今日からずっと」って書いてありますよね・・・。もしかして課題の中で一番難しいんじゃないか?とすら思えます。人間の三大欲求の一つ「食欲」と今後ずっと戦うわけですからね・・・(;´Д`)
やってみた感想
やってみたと言っても、まだ今日のランチ一食分ですからね、やってみたに入らないですね。。。
今回の課題、「腹八分にすることで眠くならないようにする」という単純な事ではなく、自分をコントロール出来るようにするための訓練の1つとして、食欲コントロールに挑戦するという意図かと思います。なので1日だけでは何とも言えないため、この課題についてはある程度続けてみてから、また書こうと思います。
余談
私はフリーランスで自宅作業なので、眠くなって昼寝したところでぶっちゃけ誰に怒られるわけでもない。仮眠程度なら進捗にも影響しない。
ですが、逆に周囲の目を気にしないでいい環境だからこそ「仮眠」で終わるわけがないんですよね(^^;
ちょっとのつもりが気付いたら2時間経ってた、みたいな経験が何度もあるので、基本的に仮眠はしません。
ただし仮眠にも諸説色々あって、20分程度で目覚めればその後の仕事効率が良い!とか言われてますので、オフィスで昼休みに少し寝る程度は良いと思います。
実は眠くならないようにランチを食べない事は日常的によくやります、特に前日夜更かしした時は。でも空腹すぎても集中出来ないので、小腹を満たす程度にスープ飲んだりお菓子食べたり、みたいな感じでやり過ごします。でも腹持ちが悪いので、空腹の波が何度かやって来る。その度に少しだけ食べる、を繰り返してます。
そう考えると、せっかくの自宅作業なのに通勤してた頃よりもランチは貧相になりました。前述のように食べない事も多いですし、なんなら昼休みっていう区切りも曖昧になりがちだし、通勤してた頃のほうが良かったなぁ、みたいな事が少なくないです。
自宅作業って、通勤ないし最高!みたいなイメージの人多いですよね、きっと。まぁ数日だけなら最高なんですけどね。1年も2年も続けるとですね、ダメ人間はどんどんダメになっていきます、監視の目が無いと人間は楽な方に流れて行きがちですから・・・ダメ人間代表の私が言うんですから、これはもう間違いないです。
なので、せっかくフリーランスだというのに、自宅じゃやっぱり色んな誘惑に負けがちなので、最近ではシェアオフィスを検討している私です。
夢をかなえるゾウ実践記録(3日目:コンビニで(お釣りを)募金する)
はじめに
この連載ブログの経緯などはこちらに書いています。
「夢をかなえるゾウ」という本を読んだので、それに書いてあった事を1日1個ずつ実行した事を記録しています。
- 作者: 水野敬也
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3日目の課題:「コンビニで(お釣りを)募金する」について
例によって抜粋。
スタンダード・オイル社を作ったロックフェラーは、昔からずっと欠かさずやってた習慣があるんや。それが寄付なんや。まだ若いうちから収入の1割を寄付し続けてたんや。全然お金持ちやない頃からやで。
この収入の1割を寄付するいう習慣はな、ビジネスや芸術、ありとあらゆる分野で優秀な人間送り出しとるユダヤ人の法律書の中にも書かれてるんやで。『汝の収入の10%を分け与えよ』てな。
ええか?お金いうんはな、人を喜ばせて、幸せにした分だけ貰うもんや。せやからお金持ちに『なる』んは、皆をめっちゃ喜ばせたいて思てるやつやねん。でも、お金持ちに『なりたい』やつは、自分を喜ばせる事ばっかり考えとるやつやろ。最初はそういう、自分を喜ばせる欲をエネルギーにして進んでもええ。けどな、世の中の人を喜ばせたいっちゅう気持ちを素直に大きくしていくことが大事やねん。そやから寄付すんねん。
もうね、耳が痛い。というか目が痛いです。普段寄付なんて物とは程遠い生活してましたから、私。
さらに続けてこう書いてありました。
「でも、募金ってなんか偽善者っぽい感じがするんですよね。」
せやから自分は三流なんや。ええか?これから自分は成功していくんやろ?そのつもりなんやろ?せやったら、これからはめちゃめちゃ人を喜ばしたり、世の中にとってええ事しまくっていかなアカンのやで。それを後ろめたく思てどないすんねん。
松下幸之助は『世の中から貧困を無くす』言うて、誰でも買えるような安い電化製品作ったんや。偉大な仕事する人間はな、マジで世の中良くしたいて純粋に思て生きてんねんで。せやからその分、でっかいお金流れ込んでくんねん。お金だけやない。人から愛されたり、幸せで満たされたり、もういっぱいええもんが流れてくんねん。
これは確かにそうだな、と思う事が。
知合いに、スマホアプリを作ってそこで得た収益の運営費以外全額を寄付されている方がいて。素直にスゴイと思ったというか、こういう人には何か困った時には協力してあげたい(私が役立つかどうかは別として)と思いました。私みたいな微力な人間では足りないかもしれませんが、少なくとも人間一人を何かしら動かせるだけの影響があります。
やってみた感想
寄付といっても今までした事がほとんどないため、どこに寄付しようか・・・と考えたり調べていると時間がかかりそうな気がしました。なので、ひとまず本の通りにコンビニの募金箱に寄付してきました。たった100円ですが。
そうしたら店員さんから「ありがとうございます!」なんて言われたりして。少し照れくさい感じがしました。むしろ、たった100円でスミマセン…みたいな気持ちにも。
1日だけやるのもアレなので、今後は行く度に100円ずつ入れようかと思います。
実はこのブログに貼っている、本のAmazonへのリンク。これAamazonのアフィリエイトになってます。このブログを通して購入する人なんているのか?って感じですが、このアフィリエイトからもし現金化出来る程度に収入が発生したら、それは全額寄付する事にしました。
余談
少しだけ調べてみたら、寄付先によっては税金の控除が受けられるようです。
(2)寄付金控除のしくみとルール~こんな人ならこれだけお得 - 認定とろう!NET
寄付をしたら控除される仕組み、これ素敵ですね。知らない人がいたら、こういう情報をキッカケにして少しでも広がると素敵。
海外だと寄付って当たり前な文化が育ってる気がしますが、日本人は何か大きな災害が発生した時以外に、日常的に寄付をするような人は少ない気がします。いやもしかして私が知らないだけで、皆やってるのかもしれないですが・・・。娘が大きくなった時に、自分のお小遣いの一部を寄付出来るような子に育ったら、それはすごく嬉しい。そのためには、親の自分がそうである事がまず必要ですね。
収入の1割を寄付する、というのをリアルに想像してみたんですが、これ結構な金額ですよね。庶民でもおそらく10年も続けたら、高級車1台くらい買えてしまいそうです。住宅ローン、カーローン、生命保険、学資保険・・・と色々抱えている中で1割を寄付するというのは、相当な気持ちがないと無理ですね。。。
今は、コンビニに毎回100円寄付するくらいの気持ちしか無い自分を再確認してしまい、ショボイ人間だな・・・と思ったのでした。(-_-;;