転職先で自席がなくて最高だと思った話

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フリーランス卒業のブログを以前に書きましたが、転職先に入社して1ヶ月が経ちました。

bump.hatenablog.com

ですが、実は1月後半からずっと続く家族および自分の体調不良(インフルエンザ1回、発熱3回)で、まだ貢献出来ているとは言えない状況なのが精神的にツライところです。(スキルが未熟というのもあるのですが💦)

というわけで、ワークスタイルや仕事内容などについてのエントリーは今後書くとして、入社してみてこれは良いなと思った超個人的な感想を書きたいと思います。

自席がないって最高✨

会社では、自席が決まっておらずフリーアドレスになっています。つまり、自分の仕事の状況に合わせて好きな席で仕事ができます。

www.publickey1.jp

詳しくは上記をご覧ください。

このフリーアドレス制の何が個人的に超良いと思ったかというと、デスクが散らからないことです。いくら自分だけデスク周りを整理整頓しても、他人のデスクまでは干渉できないですが、自席がない=デスクに私物を置けないので、必然的に全席散らかりません。

これ、些細な事だと思う人もいるかと思うんですが、ワタシ的には超重要です。

仕事中に散らかったスペースが視界に入るとそれだけで気が散る場合ってよくあるのです。何か書かれた付箋紙、所狭しと並ぶフィギュア、乱雑に置かれている書籍などなど。ホコリが溜まっていたり不潔な状態のデスクが隣だったら、最悪中の最悪です。

それが一切ない。というか出来ない。

一人ずつロッカーが用意されているので、私物はそちらに入れるようになっています。そのため、不要な私物を持ち込まない効果があります。皆さん誰しも一度は経験あるんじゃないでしょうか、退職時や異動時にデスクを片付けると「そういえばこんな物あったなー」という私物の数々。ハサミやホチキスなどの文房具類の多さに驚く瞬間。書類なんかは典型ですよね、とりあえず的な感じで山のように入ってませんか。

割れ窓理論

割れ窓理論ってご存知でしょうか。

割れ窓理論とは | ビジネス・心理学用語集:意味・解説など | ビジネス心理学

割れた窓理論というのは人間の心理を表した言葉です。割れた窓を放置していると他の窓も割られやすくなる、というものです。ゴミだらけのところというのはゴミが捨てられやすいのですが、ホコリひとつなくきれいに維持されている場所を汚すのは気が引ける。 この心理を利用することで、犯罪や風紀の乱れを早い段階で抑止できる、という理論になります。
ニューヨークは非常に治安の悪い街でしたが、この治安対策としてジュリアーニ市長は割れ窓理論を利用しました。まずは地下鉄の落書きを一つ一つ消していったのです。 さらに地下鉄内において多発していた無賃乗車の取り締まりにも取り組んだのです。地下鉄に描かれた落書きを消していくことで、次第に地下鉄内における犯罪が大幅に減少したのです。そして次第にニューヨークにおいて発生していた凶悪犯罪の件数自体も減少しました。


この割れ窓理論が職場に与える影響については、下記サイトから一部抜粋します。

business.nikkeibp.co.jp

実際、「割れ窓理論」の通り、汚い作業環境では「これでいいや」と仕事の完成度に甘さがあっても許容してしまう空気があるし、果ては不正なども発生するかもしれない。この負の価値観の連鎖が「割れ窓理論」であるが、ニューヨーク市がこの理論に基づいて軽犯罪取り締まりを強化し凶悪犯罪を予防したように、不正の抑制とまでは行かなくても、作業環境が整然としており綺麗な状態であれば人間心理の常として、やはりいい加減な仕事ぶりは減っていくと思われる。

整然とした環境が人間心理に与える影響は、自分が思うよりも大きいものです。

綺麗なデスクのほうが思考も整然としてくる、という効果も当然あるのですが、私が一番大きいと思っているのは、散らかった状態だと「整理する」というタスクがずっと未消化状態で頭の中に居座り続けことです。気になっていることリストとでも言えばいいでしょうか。ちょっとしたタイミングでこれが集中を妨げる要因になるのです。

現に今わたしがこれを書いている自宅のテーブルの上は散らかっていて、このブログを書きながら2割くらいは意識を奪われている気がします😅

さいごに

フリーアドレスのことだけで熱く語りすぎた感は否めませんが、オフィスの綺麗さは個人の作業効率にも少なからず影響を及ぼしていると思っています。

転職先について良いと思ったことは当然これだけではないので、また色々と書いていきたいと思います。