リモートワーカーのための、その日最初の「ヤル気スイッチ」の入れ方

私はリモートワークなので、さぁ仕事を始めるぞ!という最初のヤル気スイッチをいかにスムーズにONに出来るか、が永遠の課題なんですが、過去には「自宅じゃ無理だから、いっそレンタルオフィスを借りよう」と、契約手前まで行ったことがあります。ですが、最近お気に入りの方法が見つかったので、そのことについて書きたいと思います。

ヤル気スイッチについて

通勤って面倒ではありますが、強制的に仕事モードになれる効果は絶対あると思うのです。少なくとも周囲の監視の目によって何らかのスイッチは入る。

でも、リモートワーカーだとこの強制力と監視の目がないので、私のような怠惰な人間は特になかなか仕事モードに入れない日があったりします。子供がいなかった頃は本当に酷くて、ヤル気が出ない日は起床後もパジャマのままダラダラと過ごしてしまう事がよくありました。

メリハリを持って自宅でもスムーズに仕事モードに入れるようにしたい。でも、気合とか自分の意志の力なんて全然アテにならないのは自分が一番よく知っている。

じゃあどうするか??

具体的施策

結論を先に書くと、この方法はかなり手応えを感じました。

  • 9〜10時までの1時間を自宅外のスペースで過ごす
  • 最初の30分はその日のTODOを整理、 残りの30分で最初のタスクを開始

1. 「自宅外のスペースで過ごす」について

今は娘を毎朝保育園に車で送っているので、その帰りに近くのショッピングモールに行くことにしました。モール自体は10時オープンですが、オープン前から入れるフリースペースがあるので、1時間ほどそこでPCを広げて作業します。スタバやカフェでもいいんですが、コーヒー代も毎日だとバカにならないので、こういうフリースペースはありがたい。(ちなみに電源もWi-fiも用意されていました)

怠惰な人間は、何か一つでも面倒なアクションが挟まると続かないので、「送迎帰りに立ち寄る」としたのがまずポイントです。一旦自宅に帰ってから自転車で行く…なんて決意しても、おそらく3日も続かない自信があります(笑)。なので『いかに面倒なく出来るか』を重視しました。

2. 「1時間の作業」について

この「1時間」というのが大切なポイントです。基本的には自宅の大きなディスプレイで作業する方が効率は絶対良いので、ここでの目的は「やる気スイッチを入れる」ために必要な1時間だけです。

私はポモドーロ・テクニックを実践しているので、正確には「25分+5分(休憩)」の2ポモドーロをここで過ごすわけですが、最初はまず今日やらなければいけないタスクを整理します。もし時間が余れば、技術関連のブログ記事などもチェックします。

次に、残りの30分で最初のタスクに取り掛かります。一番腰が重いのは、その日最初のタスクに取り掛かる「はじめの一歩」なので、ここを乗り越えたら8割方成功したようなもんです。不思議ですね、自宅外だとスムーズにタスクを開始することが出来ます(笑)

何気に重要なのが、この30分で完了しないようなタスクだと尚良いということ。中途半端な状態で中断すれば、帰宅というアクションを一旦挟んだとしても、続きが気になってモチベーションを維持したまま再開出来ます。

これでようやく、筋金入りの怠惰な私でも、朝一からヤル気スイッチをONにすることに成功しました。

さいごに

ヤル気を出すための方法は人それぞれだと思うのですが、リモートは誘惑が一杯なので、それをいかに「意思の力」以外で回避するかが大切だと思っています。

他にも「こんな方法を実践してるよ!」など、皆様の知見を聞かせていただけたら、私が泣いて喜びますのでぜひよろしくお願いします。m( )m

あと、実は朝一でショッピングモールに行くのは、これ以外にもう一つ大きな理由があったりするのですが、それは次回に書きたいと思います。