【小ネタ】Macで画面操作の動画キャプチャを取ってmp4変換する最もお手軽な方法
新たにツールをインストールとかしないで、Mac標準のツールでやりたい場合の(おそらく)最もお手軽な方法。(だと思う)
iMovieとか使えば出来るのかな?と思ったのだけど、よく分からなかった…やり方を知ってる人がいたら教えていただけると嬉しいです m( )m
早速ですがやり方。
QuickTimeで動画キャプチャを取る
Mac OS X で動画のスクリーンキャプチャを撮る方法 - maruko2 Note.
手順は上記サイトに書いてありますが、QuickTimeで撮影するのが最も簡単じゃないかなと思います。実際こちらの動画はQuickTimeで画面の一部領域だけを指定して撮影しました。
この3連休にVue.jsで作ったもの。vuex / vue-router / vue-mdl / animation.css あたりを使ってみました。UIを考えるのに一番時間かかった。。。 pic.twitter.com/kbWlTOwMlP
— HAL ( ˘ ³˘)♥ 量産型 (@bump_of_kiharu) 2016年9月19日
再生箇所のトリミングとか、最低限のことならQuickTimeだけで出来ます。 ただし、ファイル形式がmovだしファイルサイズもかなり大きなものに。そこでmp4変換します。
mp4に変換する
Macで簡単に出来ないか、ちょっと検索してみた。
ツールを使うものはたくさん出てくるんだけど、新規にインストールするのとか面倒。オンラインで出来るものもありそうだけど、ユーザー登録するのもめんd(ry
…なので、もっと手軽に出来ないのかなと思ったところ閃いた。
もしかしたらだけど、Facebook使えるんじゃね??
■手順(PC上での操作を想定)
- 新規投稿でmov動画ファイルを選択
- 公開範囲を「自分のみ」にする(公開してもOKならこれは不要)
- Facebookが動画の処理をするのを待つ(短い動画なら30秒程度)
- 処理完了通知が来たら、投稿の動画オプションに「動画のダウンロード」があるのでそれを選択(下図参照)
これだけで出来た。超簡単!!! mov形式だとTwitterに載せられないけど、mp4ならイケル。
Facebookだと動画の長さとかファイルサイズに制限あるのかもだけど、この程度の動画だったら超お手軽に出来るのでオススメです^^
お掃除隊長までの道のり(補足編)
昨日のブログの反応が色々あったので、補足を書きました。
土台作り
娘は今5歳ですが、うちでは2歳からお手伝いをする習慣がありました。おそらくこの土台があったからスンナリ行ったのだと思います。
最初はまず自分の食べた食器を片付けるところから始まりました。これは2歳からやってました。洗濯物を畳むのも3歳から毎日一緒にやっています。これらは保育園側で習慣になっていたのもあり、自分からやると言い出した感じです。
4歳になってからは、ご飯支度、床掃除、猫の餌やり、と一通りの家事を一緒にやっています。もしこれまでそういった習慣があまり無いのであれば、まずは普通にお手伝いをさせるところから始めて、家事を覚える土台作りが必要だと思います。
誉めるより共感
家事を教える時の言葉がけについて。
「お掃除上手に出来たねー!」と誉めてヤル気を出させるのも多少は必要だと思うのですが、それよりも「掃除をしたらお部屋が綺麗になってとっても気持ちがいいねぇ〜!」という気持ちを伝えたり、共感を得ることに気をつけるようにしています。
誉めてばかりいると、誉められたくてやるという行動に繋がってしまうので、「誉められたいからやる」「怒られたくないからやる」ではなく、「掃除をすると部屋が綺麗で気持ちがいいからやる」という思考回路を育てるような言葉を心がける。
このおかげで、たまに何も言わなくても自らお片付けをすることがあり、その時はちょっと感動します。(毎日じゃないんですけどね・・・汗)
完璧は求めない
慣れてきたら思い切って全部任せてみる。大人でも一緒だと思うんですよね、いちいち口を出されたら嫌になってしまう。
子供も「大人みたいに自分でやりたい!」と思っているし、出来たと思える体験が大事。
なので、子供でも使えるような道具をなるべく揃えてあげたいなと思います。モップは長さを調整できるものを使ったり。掃除機はハンディタイプがあると、子供でも持てるのでオススメです。^^
一時期、干し方や掃除の仕方を細かく教えていたのですが、娘から「めんどくさい!ママがやって!」と言われて反省しました。今はまだ、完璧さより習慣化することを優先すべきでした。(-_-;;
さいごに
今、娘は保育園で将棋に夢中なのですが、小学生になってから初めて将棋を覚えた私は大変びっくりしました。未就学児でもあんな複雑なルールを覚えられるのか、と衝撃でしたが、先生いわく上達も早いし強いとのこと。
そんなこともあり、意外と親が「まだ無理だから」と決めつけてしまって、子供の可能性を制限してしまっているのかもな、と。なので、思い切って色々任せてしまうことにしました。
でもおそらく色々失敗もすると思うので(娘も私も)、娘がもう少し大きくなったら振り返りのKPT(Keep/Problem/Try)を週1でやれたらいいなぁ〜などと思ったりしています。
「お手伝い」と言うのはやめよう
週末に夫が仕事で不在だったため、娘と二人で過ごしていました。
色々と家事が溜まっていたので、娘に「洗濯物干すの手伝ってね」と言ったところ、光の速さで「やだ!テレビ見たい!」と。。。(;´Д`)
まぁそりゃそうですね、、、私だって可能ならやりたくないわ!
(補足)
ちなみに我が家ではリアルタイム放送のテレビはほぼ見せてません。録画してあるNHKの特定の番組 or プリキュアだけ見ることを許しています。 そのせいで娘は、テレビ番組は必ず一時停止 + 早送り/巻き戻しができるもんだと思い込んでおります…(汗)
洗濯隊長
でも、洗濯/食器洗い/掃除/猫の世話…と家事は盛りだくさん。そして、家事くらいやって当たり前の5歳になりました。ここは怒りをぐっとこらえて
「今から洗濯隊長に任命します! さぁ隊長、ご指示を!!」 (`・ω・´)ゞビシッ!!
と言ってみました。一瞬で娘の目付きが変わります。ママゴトの延長みたいなものだと思ったのかもしれません。
私 「さぁ隊長、洗濯をするにはまず何からやったらいいでしょうか?」 娘 「早速干しに行きましょう!」 (←チョロい) 私 「了解です!でも隊長、前に干した洗濯物が掛かったままで、このままでは干す場所がありません!」 娘 「じゃあまず畳みましょう!」 私 「了解です、隊長!」
・・・とんだ茶番ですが(笑)、先ほどまでテレビが見たいと駄々をこねていたのが嘘みたいに、キビキビ動き出しました。しかし、このままだと洗濯を干し終わったらまた「テレビ〜〜」となるのは目に見えていたので
私 「隊長!洗濯以外にもやることが色々あるようです。何をしなくちゃいけないか、紙に書いてみませんか?!」 娘 「分かった!」 → 自由帳にいそいそ書き出す 私 「こんなにもあるのですか・・・(´Д`)ハァ」(あえて溜息までつく) 娘 「大丈夫、1つずつ頑張ってやりましょう!」 私 「分かりました隊長!」
こうして、予定していた家事を一緒にこなす事に成功しました。終った後は娘から、頑張ったご褒美シールまでもらいました(笑)
「お手伝い」って言うのをまずやめよう
「お手伝い」って呼ぶから『自分の本来の仕事ではなく手伝わされてる感』が出てしまう。娘も「お手伝い」だと思っているから嫌々だし、ご褒美を要求するなど全てが悪循環。
「お手伝い」ではなく『自分がやらなければいけない』と思わせること。家事は親がやるもので自分は補佐、という認識を改めさせるのが大切で、その最初の一歩として「お手伝い」という表現をやめることがまず必要だと思いました。
むしろ、子供が指揮を取り、親が手伝わされる側になるくらい、立場を逆転させてしまっても良いのではないかな、と思うのです。
自覚と提案
でも、まだ5歳だからこんな茶番も通用するんでしょ?というのは確かにそのとおりだと思います。だから今のうちにしっかり自覚させるのが大切。「自分が掃除隊長なのだ!」という自覚を。
- 今日は掃除するかどうか?
- やるならどこまで掃除するか?
- 汚れているところを見つけたら報告
- その汚れはいつ掃除するか?
…こんな具合に、お飾りの隊長ではなくて、本当にすべての決定権を委ねるくらいの事をしてみる。
いきなり全部を任せてしまうとママ的には「えっ!」となる事も出てくると思うんですが、ここはグッとこらえて。
「え、今日は掃除しないのですか? あそこに埃がたくさん落ちてるようです、パパが帰って来る前に埃だけでも取っておいた方が良いのでは?」
などと、あくまで「命令」ではなく「提案」をする。
その場凌ぎの中途半端ではなく、やるなら徹底的に。うちは、料理隊長はママ、掃除隊長は娘、という事で一応決めてみました。さて、これから我が家の掃除はどうなるのでしょうか?!
もし何か面白い事件(?)が起こったら、ブログで報告したいと思いますヽ(´ー`)ノ
補足
説明不足だった部分があるので補足を書きました。 bump.hatenablog.com
ライフログの歴史に軽く触れてみる
最近ライフログについて関心があったので、知り得た情報をまとめてみました。といっても、最新情報の類ではなくむしろその逆なので、期待と異なる方は回れ右推奨です。
ライフログとは
ライフログとは、人間の生活を長期間に渡りデジタルデータとして記録すること、またその記録自体を指す。
人間が一生涯に体験する情報をすべて電子的に記録したら、どのくらいの容量になるか?
— HAL ( ˘ ³˘)♥@量産型 (@bump_of_kiharu) 2016年7月8日
案外たいした事ないね… pic.twitter.com/qmgLinOzEj
インターネット上のあらゆる情報の検索が容易になった今、人間が「知識として記憶しておく必要性」は薄らぎつつあると言えます。
ただし個人の行動に基づく情報、例えば3日前に誰と会ったか?といった情報はどうでしょうか。これが検索可能になれば、それは「人間の記憶をサポートするシステム」となり得ることが出来、その最たる例がライフログです。
実はライフログの発想は、今から70年以上も前にその原型となる概念が発表されていました。
Memex
パソコンやそのユーザーインターフェイス、ハイパーテキストの概念に大きな影響を与えた、Memexというものをご存知でしょうか。
Memex(メメックス、MEMory EXtender すなわち「記憶拡張機」の略)は、ヴァネヴァー・ブッシュが1945年の The Atlantic Monthly 誌の記事 "As We May Think" (AWMT) で発表したハイパーテキストの元となったシステムの概念である。
ブッシュが想像した memex は、個人が所有する全ての本、記録、通信内容などを圧縮して格納できるデバイスであり、「高速かつ柔軟に参照できるように機械化されている」ものである。 memex は「個人の記憶を拡張する個人的な補助記憶」を提供する。memex の概念は後のハイパーテキスト開発(さらには World Wide Web の創造)や個人用知識ベースソフトウェア開発に多大な影響を与えた。
Wikipediaから更に引用すると
memex はブッシュによれば「一種の機械化された個人用ファイル兼ライブラリ」である。マイクロフィルム、乾板写真、アナログコンピュータを使い、索引付けした膨大な知識の保管所へのアクセスを可能にするもので、どんな知識でもほんの少しのキー押下で呼び出せるという
つまり、画像や動画やその他の「個人の知識」をコンピュータに保管し、必要な時に必要な知識を取り出せるような仕組みを想定しています。個人の体験が機器に残されることによって、検索対象の一部になる。つまり「人間の記憶を拡張できる」という構想でした。
これは「ライフログ」の原点とも言えます。
米MITS社が世界初のパーソナルコンピュータ「ALTAIR」を発売したのが1974年ですので、"As We May Think"が発表された1945年当時、Memexはまだまだ構想上のものでしかありませんでした。
しかし1990年代になると、実際に利用者の経験を記録したり、行動に基づいた情報検索を支援するようなシステムが研究されるようになります。
Forget me not
代表的な研究事例として、イギリスのゼロックス社によって開発された Forget-me-not というものがあります。
これは携帯型の情報システムで、利用者が常に持ち歩いていることを前提としています。
オフィス内の各所に、赤外線ビーコンのような装置があり、これと連動してForget-me-notを携帯している利用者の位置を記憶することが出来ます。また、複数の利用者の位置情報を統合することで、どの会議室にいて誰が同席していたか、といったような情報も得ることが出来るようになっています。
画面の中にアイコンで表示されているのが個人の行動履歴です。
位置情報以外にも、メールを受け取ったり、書類を出力したり、電話を受とったり、という行動が即時に記録されます。また「階段を登って会議室に入った」というような移動情報も蓄積されていきます。
このような行動履歴を情報として残しておくことで、履歴の一覧の中から「特定の人と会ったものだけを取り出す」ことを可能にしています。
例えばある会議室で交換した書類を、後からプリンターで出力するといったシーンです。人・場所・日時といった情報での絞込が可能なインターフェイスを備えています。
このように、個人の行動履歴情報を記憶して、それに基づく情報アクセスを支援しているのがForget-me-notです。さすがはゼロックスなので、動画のあらゆるシーンで書類のプリントアウトというアクションに強結合しているのが、今となってはちょっと笑ってしまいます。
個人的にこのForget-me-not の試みは面白いと思い、もう少し詳しい情報を知りたかったのですが、残念ながら目ぼしい情報はこのYouTube動画とPDFくらいしかないようです。
“Forget-me-not” Intimate Computing in Support of Human Memory http://citeseerx.ist.psu.edu/viewdoc/download?doi=10.1.1.1.6966&rep=rep1&type=pdf
その他のライフログの試み
ライフログの代表的な研究としては、Microsoftが2002年から行っていた「MyLifeBits Project」が有名です。
MyLifeBitsでは、メール、閲覧したWebサイト、紙書類のスキャンデータ、画像、音声データ、本、音楽CDを対象として、それらを記録し、PCを使う際に起こり得るすべての電子的な動作を後からトレース可能にすることを目指したものでした。(過去形でいいのだろうか…その後どうなったのかまではは分かりませんでした)
また、視覚情報の記録には「Aided eye」があります。
見たものをそのまま記録するだけでなく、眼球の動きを捉えて「誰とアイコンタクトを取ったか」「何に興味を持ったか」といった情報にまで及ぶ記録を行うものです。
この分野も非常に興味深いのですが、眼球の動きを捉えるということはつまり「メガネ型デバイス」にならざるをえないため、一般普及には利用者の心理的ハードルが一番の課題です。(Google glassさんお元気ですか)
メガネ型デバイスについては、ライフログというよりもVR/AR方面で今後より進化していくと思われます。
現代のライフログ
さてようやく現代です。
Forget-me-not や MyLifeBits Project などを経てMemex構想から約70年、ブッシュが思い描いていた「記憶拡張機」はこのような進化を遂げました。
どうですか。
その他色々あるかとは思いますが、MemexやForget-me-not等の歴史を振り返った後にこの動画を見ると、ちょっとした感動すらあります。
一般利用では、まだ見た物すべてを記録するといった段階には来ていないですが、場所情報についてはほぼ100%記録できる時代になりました。
そして、ただ記録するだけでなく、行動履歴から必要な情報を「検索することなく先回りして」提供してくれる時代になりました。
さいごに
この内容は、放送大学の「コンピュータと人間の接点」の講義をベースに、自分なりに調べた情報をまとめました。
Google Glassや、Apple Watch 等、ウェアラブルデバイスについてはまだまだ発展途上な印象ですが、「第2のジョブス的なカリスマが、誰もがあっと驚くスゴイものを作ってくれるといいな〜と思います」みたいな小学生レベルの感想で終わります。
仕事効率向上と、運動不足解消を同時に真剣に考えてみる
前回のブログで、朝一でショッピングモールに行くのはもう1つ理由がある、と書きました。
リモートワークなので通勤もなく、せいぜいコンビニまで数分歩く程度だった私ですが、去年少しだけ、仕事前にランニングをしてみた時期がありました。ダイエット目的でしたが3日坊主で終わってしまったので、効果なんてあるわけもないんですが、その時に偶然発見したことがあります。
それは、軽く運動してから仕事をすると調子がいい、ということ。
普段だと、仕事開始直後はまだエンジンが暖まっていなくて、ある程度の時間経過と共に徐々に集中していくような感じでしたが、運動後だと既に暖機運転は完了済、即トップギアな状態で仕事が出来る、みたいなイメージです。(当社比)
百聞は一見にしかず。騙されたと思って一度試してみて欲しいです。
運動と仕事効率の関係性について
Google先生に聞いてみると、色々出てきます。
通勤していた頃は、ランニングとまではいかなくても、「歩く」「階段を昇降する」といった軽い運動はしているので、オフィスに到着した頃には脳エンジンも多少暖まっていたような気もします。
今はせっかくリモートだし、自由はある。タイトル通り、運動不足解消と仕事効率を高めるためにも運動をしよう、という気持ちはずっとありました。
これまでの失敗
しかし、今までちょっと試しては挫折してを繰り返してきました。
1. スポーツジムに通う
スポーツジムはお金もかかるし、続かなかった時のことを考えると躊躇してしまう。(かなり昔に入会したことがあるけど、全然行かなくなって解約した経緯あり)
2. 根性でもう一度ランニング or ウォーキングを再開する
「暑い/寒い」「雨が降っている」「日焼けする(これが一番嫌)」などと自分にイイワケして、全然モチベーションが続かない。
3. ダイエットマシン的なもので自宅で頑張る
幾つか自宅にあるけど、どれも埃をかぶって絶賛冬眠中。ダメ人間すぎる自分がツライ。
新提案:ショッピングモールウォーキング
これです。怠惰な人間は何か一つでも面倒なステップがあると続かないですが、前回書いた通りモールには既にいるので、よほど気分が乗らない状態でもなければ大丈夫です。
平日の午前中なんてガラ空きなので、歩きたい放題です。
■メリット
- 夏でも暑くない。冬でも寒くない。雨や雪など天候に左右されない
- 日焼けしない(女性には超重要)
- 普段、テレビも雑誌も全然見ない私でも、ファッショントレンドをなんとなく把握できる
- ウィンドウショッピングの延長みたいで普通に楽しい
■デメリット
- 走るのはさすがに無理(でも屋外なら多少アリ)
- 物欲との闘い
こんな感じでしょうか。テック系ポッドキャストや、英会話教材等を聞きながらやると、学習時間にもなるので更に良い感じです。
実は偶然にも、ショッピングモールでこんなイベントをやっていました。本当に偶然なんですが。
とても広いモールなので、画像のように歩いて戻ってくるとほぼ2kmのようです。私はもう少し端まで歩いたり色々見て周っているので、3km弱/30分コースな感じです。それなりに汗もかくし、疲労も適度に感じるので私的にちょうど良い感じです。
まとめ
前回の内容も踏まえて まとめると
- オープン前の1時間で、ヤル気スイッチのためにフリースペースで作業
- オープンしたらウォーキング約30分
- 帰宅して少し休憩したら再開
こんな流れです。
欲を言えば、1 と 2が逆だとベストなんですけどね。あと、本当は有酸素運動をするのが良いそうなので、ウォーキングがしっかり習慣化したら、今度こそジムに入会して、ランニングをしたいと思っています。
最近は、生産性や仕事効率を高めるため、あれこれ試行錯誤している毎日です。
リモートワーカーのための、その日最初の「ヤル気スイッチ」の入れ方
私はリモートワークなので、さぁ仕事を始めるぞ!という最初のヤル気スイッチをいかにスムーズにONに出来るか、が永遠の課題なんですが、過去には「自宅じゃ無理だから、いっそレンタルオフィスを借りよう」と、契約手前まで行ったことがあります。ですが、最近お気に入りの方法が見つかったので、そのことについて書きたいと思います。
ヤル気スイッチについて
通勤する事で強制的に仕事モードに入る効果があるわけで、自宅作業の時もパッとスイッチ入るように、朝一でSkypeミーティングとか入れられるといいのかなぁ。でも相手ありきな方法だから、1人でも出来る方法ないかな。
— HAL ( ˘ ³˘)♥@量産型 (@bump_of_kiharu) 2016年6月15日
通勤って面倒ではありますが、強制的に仕事モードになれる効果は絶対あると思うのです。少なくとも周囲の監視の目によって何らかのスイッチは入る。
でも、リモートワーカーだとこの強制力と監視の目がないので、私のような怠惰な人間は特になかなか仕事モードに入れない日があったりします。子供がいなかった頃は本当に酷くて、ヤル気が出ない日は起床後もパジャマのままダラダラと過ごしてしまう事がよくありました。
メリハリを持って自宅でもスムーズに仕事モードに入れるようにしたい。でも、気合とか自分の意志の力なんて全然アテにならないのは自分が一番よく知っている。
じゃあどうするか??
具体的施策
結論を先に書くと、この方法はかなり手応えを感じました。
- 9〜10時までの1時間を自宅外のスペースで過ごす
- 最初の30分はその日のTODOを整理、 残りの30分で最初のタスクを開始
1. 「自宅外のスペースで過ごす」について
今は娘を毎朝保育園に車で送っているので、その帰りに近くのショッピングモールに行くことにしました。モール自体は10時オープンですが、オープン前から入れるフリースペースがあるので、1時間ほどそこでPCを広げて作業します。スタバやカフェでもいいんですが、コーヒー代も毎日だとバカにならないので、こういうフリースペースはありがたい。(ちなみに電源もWi-fiも用意されていました)
怠惰な人間は、何か一つでも面倒なアクションが挟まると続かないので、「送迎帰りに立ち寄る」としたのがまずポイントです。一旦自宅に帰ってから自転車で行く…なんて決意しても、おそらく3日も続かない自信があります(笑)。なので『いかに面倒なく出来るか』を重視しました。
2. 「1時間の作業」について
この「1時間」というのが大切なポイントです。基本的には自宅の大きなディスプレイで作業する方が効率は絶対良いので、ここでの目的は「やる気スイッチを入れる」ために必要な1時間だけです。
私はポモドーロ・テクニックを実践しているので、正確には「25分+5分(休憩)」の2ポモドーロをここで過ごすわけですが、最初はまず今日やらなければいけないタスクを整理します。もし時間が余れば、技術関連のブログ記事などもチェックします。
次に、残りの30分で最初のタスクに取り掛かります。一番腰が重いのは、その日最初のタスクに取り掛かる「はじめの一歩」なので、ここを乗り越えたら8割方成功したようなもんです。不思議ですね、自宅外だとスムーズにタスクを開始することが出来ます(笑)
何気に重要なのが、この30分で完了しないようなタスクだと尚良いということ。中途半端な状態で中断すれば、帰宅というアクションを一旦挟んだとしても、続きが気になってモチベーションを維持したまま再開出来ます。
これでようやく、筋金入りの怠惰な私でも、朝一からヤル気スイッチをONにすることに成功しました。
さいごに
ヤル気を出すための方法は人それぞれだと思うのですが、リモートは誘惑が一杯なので、それをいかに「意思の力」以外で回避するかが大切だと思っています。
他にも「こんな方法を実践してるよ!」など、皆様の知見を聞かせていただけたら、私が泣いて喜びますのでぜひよろしくお願いします。m( )m
あと、実は朝一でショッピングモールに行くのは、これ以外にもう一つ大きな理由があったりするのですが、それは次回に書きたいと思います。
プロジェクトを複数掛け持ちするということ
ここ1年ほどずっとモヤモヤしているので、プロジェクトを複数掛け持ちする事の弊害について書いておく。
これは自分の気持ちの整理のためで、誰かを非難したいわけでもなく、境遇が違えば当てはまらない事も多いと思う。また、私はフリーランスでリモートワークだから、という理由も大きい部分があると思うので、誰の参考にもならないかもしれない。
掛け持ちの定義
最初にこれを定義しておかないと話がブレるので一応書いておく。
関与度合いの違いはあれ、複数プロジェクトにアサインされている人は案外多いと思う。この時、いわゆるアドバイザー的なポジションでの参加や、チームメンバーではないが頻繁に会議に呼ばれる、といったようなサブポジションでの関与は、ここで言う「掛け持つ」の定義からは外したいと思う。
自分が「何かしらの具体的な成果物を生成するポジション」でアサインされている事を前提にする。
しくじりその1:スピード重視プロジェクトでの失敗
複数のプロジェクトを掛け持つと、そのプロジェクトにフルタイムでコミットすることは出来ないので、週2日間といった具合に稼働時間を取り決めることになる。
具体的な例を出すと、例えば月・火の週2日間をそのプロジェクトの稼働時間、と決めたとする。
与えられたタスクがもしその2日間でキリよく終わらないと、続きは翌週の月曜になる。残り半日で終わるタスクであっても、完成は約1週間後ということになる。これがフルコミットメンバーであれば翌日には完了しているわけで、この時間差はどうしても埋めることが出来ない。スピードが重視されるプロジェクトほどツライ立場となってしまう。
かと言って、決められた時間内で終わるようなタスクだけに絞ると、粒度の小さい物ばかり担当になり重要な部分を任せてもらえず、いわゆる小間使い的な立場になってしまう。そこに不満を持ち始めると一気に仕事がつまらなくなる。
しくじりその2:特殊な業務システムでの失敗
プロジェクトの内容があまり一般的ではないような業種・業態。技術面以外でも勉強が必要となるようなケース。
一般ユーザが利用するようなB2C系のサービスであれば、ある程度サービスの内容が理解できればシステム仕様も「こんな感じかな」と推測出来るのだが、B2Bや業務系システムでは、クライアントの業務そのものを理解していないと画面仕様すら分からない事も多い。
毎日携わっていれば嫌でもそのうち覚えていくが、週2〜3日程度の稼働だとなかなか覚えられない。
自分の記憶力が悪いというだけでなく、ちょっと言葉にするのが難しいが、ブランク期間が挟まると面白いほど忘れてしまうのだ。それで必死にメモを取るのだけど、毎回そのメモを見て「あぁそうだった」と思い出す所からスタートする。何かとこの「思い出す」作業に時間を奪われてしまう。うっかりメモするのを忘れてしまった日には、質問出来る相手が捕まらないと、それだけで大幅に時間をロスする。
しくじりその3:日々のモチベーション維持
これは以前にTwitterでも少し書いたが、1つのプロジェクトに集中していれば、常にそのことだけを考えていれば良いので意識しないのだけど、複数プロジェクトを担当すると、気持ちを上手に切り替えるのが難しい…と思う事がよくある。
前日キリが悪いところで終わってしまったけど、今日は別のプロジェクトタスクをこなさなければいけない、という時に陥りやすい。
昨日のことは綺麗さっぱり忘れて、気持ちを切替えて別のプロジェクトと向き合うためには、それなりにテンションを高めないといけない。特に、約1週間前の続きを思い出す作業は、思った以上にツマらなくてエネルギーを必要とするので、もしこの作業の途中で少しでも他に意識が奪われると、気持ちの切替えがどんどん難しくなっていく。
やっとエンジンが掛かっても、つい「あ、もしかしてこう修正したら昨日のバグが解決するかも?」なんて思ってしまった日には、目の前のタスクへの集中が完全に途切れたりもする。
まとめ
悪い面ばかり書いたが、掛け持ちすることにもメリットはあって、異なる技術に触れられて良い経験になるとか、他でのプロジェクトの知識が生きてくるとか、多少なり良い面もある。
しかし今のところ自分なりの結論としては、「極力掛け持ちしない」のがベストだと思える。女性の脳はマルチタスクだとかよく言われるけど、それにも限度がある。少なくとも並行するプロジェクトは2つまでにしないと、私の場合は100%の生産性を出せない気がする。
しいて言うなら、自分の得意な領域の仕事であれば、複数掛け持ちするのもさほど苦労しないのだろうと思う。言い換えれば、知識や経験が不足していたり、自己学習しながらこなさなければいけない業務を複数掛け持ちすると、ツラさばかりが積もっていく。
どうしても今すぐに、複数掛け持ち地獄から抜け出せない場合は、手持ちのどれかを「苦労せず出来る仕事」にまで昇華させるのが、ツラさを軽減する近道なのかな、と思う。