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なんで にんげんは みんな カゲを もってるの?

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寝る直前に娘から「なんで人間はみんな影を持ってるの?」と聞かれました。影を持っている、という発想がなんとも可愛いらしい。可愛いなぁと思うと同時に、幼児にはどうやって説明したらいいんだろう?と悩みました。

こういう質問には濁さずちゃんと答えてあげたい。でもちゃんと説明しようとすると5歳には結構難しい・・・

私 「影を持ってるのは人間だけかな?」

娘 「猫ちゃんも持ってる!」

私 「じゃあ動物だけなのかな?」

娘 「あ、椅子も持ってる!」

私 「影は1つかな?」

娘 「んー、わかんない」

簡単な質問で、どこまで理解してるのかなぁ〜と探ってみたけど、ほぼ何も分かってない、ということだけ分かりました。(^^;

「光があるから影が出来るのよー」的な説明だけじゃ、ふ〜んで終ってしまう。せっかくこういう科学的な疑問をぶつけてくれたのに、絶対に適当な回答で終わらせたくなかったので、無い知恵を絞って考えてみました。

"光る"ってどういうこと?

影の話をするためには光源の説明が不可欠です。

ところで、この部屋の中に光ってる物はあるかな?

こんな単純な質問でも速攻で「わかんない」と言われてしまい、正直挫けそうになりました。普段「お星さまが綺麗に光ってるねー」などと会話していたので、てっきり"光る"という現象そのものは理解していると思っていましたが、実はこれも娘的には理解が曖昧だったようです。意外な盲点でした。

そこでヒントを出しました。

ほら、天井のライトは光ってるね!他には無いかな?

そのヒントで、他のライトを指したり、光るオモチャを持ってきたりしました。うん、これで"光る"については大丈夫かな?と思った時。

「これも!」と言って持ってきたのは、銀色のキラキラシールが付いたオモチャでした。おや・・・

私 「これ、真っ暗なお部屋に持っていっても光るかな?」

娘 「うん、光ると思う!」

私 「そっかぁ・・・じゃあこれを、廊下に持っていってごらん?」

"光る"という意味では確かにキラキラシールも反射で光ってる。私の表現が悪かったな、と反省。そして「光ってなかったー」と帰ってきた娘。

実はそのオモチャ、スイッチを入れると内蔵ライトが点灯するのです。そこで今度はスイッチを入れて廊下に置くように言いました。

娘 「光ってるよ!」

私 「廊下は真っ暗なのに光ってる。つまり光がオモチャから出てきてるってことだね」

これでやっと、"光源"という言葉は伝わらなくても、私が言いたかった"光る"については、なんとなく把握してくれたようです。

光は進む

でも一番大切なのはこの次です。すべてはこれが言いたかった。

オモチャから出てきた光も、ライトの光も、まっすぐ進むんだよ。
1つの方向だけじゃなく、外側に向かって色んな方向に出ていくけど
でも必ずまっすぐ進むんだよ。

必ずとか言い切ってますが、まぁここで屈折や重力レンズの話とかはさすがに早すぎますからね・・・。

それより"必ず"という言葉のインパクトで興味を惹きつけるほうが大切。ちゃんと理解したかどうかは不明ですが、娘も「光はまっすぐ進むー」と繰り返してました。何かしらは伝わったと思う。たぶん。

光は進む。これが影を説明するのに絶対不可欠で、これが言いたくてここまでかかってしまった。。。

影は光のとうせんぼ

ここまで来たら後は楽勝でした。

まっすぐ進む光の、通り道の途中に人間や猫がいると、光はそこから先に進めなくて、その部分が暗くなる。これが影。

あと、影は1つだけじゃないという事も。

うちのリビングには2箇所に天井ライトがあるので、その中間あたりに立ってダンスをすると、うっすら2個影が出来ているのが確認できます。それを見ながら、

「影は何個ある?」「どうして2個になったのかな?」などと確認してみたら、ちゃんと分かってたので安心しました。

子どもの「なぜ?」や「分かった!」を全力で共感したい

影を説明するだけでとても大変でしたが、科学的な疑問には一緒になって考えたいし、子どもが何かを発見をしたら私も一緒に驚きたいのですよね。

子供の頃、無限だと思っていた宇宙が実は有限だと知り、大興奮して親に話したところ「ほぉ〜そうか〜」程度の反応しかなく、そういうことが何度か続いて、親に話してもムダだなと寂しく思ったんですよね。今思えば、3人も子どもがいたら、一々そんな話に新鮮に驚いてみせる余裕もなかったんだろうと思いますが。

そんなこともあり、私は可能な限り一緒に興奮したいな、と思うのです。

あと、今日みたいな可愛いらしい疑問は、なるべく覚えておきたいな。とも思ったのでした。