技術ブログの翻訳をしてみて思ったこと

前回のヒアリングネタに引き続きですが、先日、英語の技術ブログを翻訳致しました。(仕事ではなく完全に趣味の範囲です)

qiita.com

10月1日に行われたServerlessConf Tokyoで、スピーカーとして来日していたAlexのブログ記事を見て、とても素晴らしい内容だったので、翻訳してみたいと思ったのがキッカケです。

語学の学習は継続が大切ですが、これまで何度も「やるぞ!」と思ってもなかなか継続せずで、どうしたら長続き出来るのか?が永遠のテーマです。

その一環として初めて翻訳をしてみたのですが、前回書いたヒアリングと同じで、自分が興味ある内容だと苦痛じゃないんですよね。むしろとても楽しかったです。

今回翻訳してみて

感じたことを書くと

  1. 興味ある技術内容を選べば、業務にも役立つ。
  2. 執筆者本人にも結構喜ばれる(場合によってはNGかもですが)
  3. 公開することが1つのゴール、およびモチベーションになる
  4. 公開後に反応があると次のモチベーションに繋がる
  5. 記事への反応を執筆者にフィードバックすれば、きっと喜ばれるはず(マサカリは悩むけど…)

このようにメリットが多いので、これ最高じゃない?と思ったのです。特に翻訳中は、言及されている技術分野についてある程度自分でも調べないと、英語表現では意味が分からない事が結構出てきました。なので、時間は多少掛かるんですが、その分とても勉強になりました。(そして5番のフィードバックはまだ出来てません…汗)

ただ、気を付けたほうがいいな、と思った幾つかの事についても書いておきたいと思います。

1. スラングが多そうなものは避ける

上級者でないうちは、スラングが多そうな記事は避けたほうがいいと思います。でも、初心者だとスラングが多いのかどうかも判断付かないですよね。なので、個人のブログよりは、法人サイト内に掲載されているブログを選ぶのが無難ではないかと思います。

2. 長文は慣れてから

これ今回の私の反省なんですが、見てもらえれば分かるように超長文です。日本語で読んでも長いなって感じるくらいですから、翻訳している最中は出口の見えないトンネルがずっと続いているような気分でした。途中で挫折しないためにも、最初はライトなものから始めるのが良さそうです。

3. まったく知識がない分野は上級者になってから

専門用語の表現がなかなか難しいです。言及されている技術に対して知識がゼロだと、これは専門用語だとすら気付けない場合もあります。最初のうちは、自分がよく理解している分野から手を付けるのが良いと思います。

4. 翻訳許可を取るタイミング

本人に許可を貰うのは、ほぼ翻訳が終ってからにしましょう。翻訳してもいい?なんて聞いておきながら、途中でやめちゃったり、何日も掛けてモヤモヤさせるのは失礼ですよね。

さいごに

今回、公開許可を貰うにあたって、ドキドキしながら本人にTwitterで話し掛けてみたところ、快諾してくれました。

その後、実際に翻訳記事をアップしたら彼も拡散してくれて、私が反応のあったツイート(日本語)をリツイートするとファボしてくれたりと、なんだかちょっとワクワクした数日間でした。

もし翻訳をしなかったら、このような縁は生まれなかったんだなと思うと、ちょっと大げさですが感動した私です。